海外FXの勝ち方とは?負ける5つの要因とマインドセットを紹介
「海外FXで全然勝てない!」
「トータルで1万買ったと思ったら、もう既に含み損が5万円になってしまった…」
そんな悩みを抱えているトレーダーはいませんか?
そのような方は、海外FXの勝ち方を学ぶのをおすすめします。
よく「FXは9割が負ける相場」と言われていますが、そんな根拠はどこにもありません。
FXは練習を積むことでスキル向上が可能です。
しかし、
「FXに勝ち方なんてあるの?」
「確実に勝つ方法があれば誰も苦労はしないよ」
と感じる方も多いでしょう。
この記事では、
- 海外FXの勝ち方とは何か
- あなたが海外FXで負ける5つの要因
- 勝つために必要なマインドセット
について解説します。
最後まで読めば海外FXで勝つために、今後何をすべきなのかが分かるでしょう。
池田 昇太
海外FX歴4年の現役トレーダー兼ライター
国内・海外取引所でFXトレードを行う。ファンダメンタル分析よりはテクニカル分析派であり、裁量トレードとEAを併用したトレードが得意。FX以外にも株式・投資信託・仮想通貨などにも投資しており、関連メディアのSEO記事や取材記事の執筆・編集・ディレクション業務を行っている。
海外FXの勝ち方は「負ける要因を潰すこと」
FXにおける「勝ち負け」は人によって意味合いが異なってきますので、この記事では、
- 勝つ=トータルの収支がプラスになること
- 負ける=トータルの収支がマイナスになること
と定義します。
海外FXで勝つためには、「負ける要因を潰すこと」が大切です。
そして負ける要因を潰すには、損失回数をなるべく減らしつつ、1回あたりの損失額を最小限に抑える必要があります。
すなわちFXでは、損失を少なく、利益を大きくするという「損小利大」が基本になるのです。
損失を少なくして利益を大きくするトレードを続ければ、トータルでの収支は増えていくでしょう。
FXで利益を出す方法は、「安く買って高く売る」もしくは「高く売って安く買い戻す」といった単純な行動を取るだけですが、それに対して損をする要因は、
- 相場を予測できない
- 戦略を立てずに適当にトレードする
- 自分が利益や損切りを我慢できない
- リスクを取りすぎてロスカットされる
といったように複数存在します。
利益を得る道は1本しか無い一方、損する道は多くあるので、勝つためには損する道をなるべく減らし、損失を最小限に食い止める必要があるのです。
海外FXで勝ち方を身に付ける!負ける要因5つを解説
海外FXで勝つためには「損小利大」の考え方が大切であるため、損失を減らし、なおかつ1回の損失額を最小限にしなくてはならないとお伝えしました。
それでは、なぜFXトレードで勝てないのでしょうか。
その要因は主に下記の5つ。
- トレードに一貫性が無い
- 損切りできない
- テクニカル分析をしていない
- レバレッジが高い
- 信用度の低い取引所を利用している
それぞれの要因と対策について解説します。
要因1.トレードに一貫性が無い
トレード手法に一貫性を持たせなければ、余計な損失を出してしまいます。
手法に一貫性がなく毎回ランダムにトレードしていれば、自分に合った手法や、勝率の高めな手法を発見できません。
もし自分で独自にトレード手法を考え出したとしても、ルール通りのトレードをしなければ手法の正しさを証明できず、不必要な損失ばかり発生してしまうでしょう。
例えば、移動平均線と水平線を用いて、売買サイン通りにポジションを持てば高確率で利益を出せる手法を考えたとします。
ところがトレーダーがその時の気分で、水平線ではなく一目均衡表を使えば、稼げるチャンスを逃してしまうでしょう。
せっかく勝ちやすい手法があったとしても、一貫したトレードをしなければ負けてしまうのです。
要因2.損切りできない
損切りできなければ、トレードで勝つのは困難です。
ポジションを損切りしなければ含み損を大きくしてしまい、余計な損失を出してしまうリスクがあります。
トレードをしていると、「今後上昇トレンドになるだろう」と推測して買いポジションを持った直後、反転して下落トレンドになるようなケースがありますよね。
値動きの予想を外した時、すぐに損切りできれば、損失を最小限に留められるでしょう。
もちろん含み損を抱えたポジションを塩漬けする方法もありますが、ポジションを持つ方向によっては、マイナススワップを増やし続けるリスクもあります。
「塩漬け」とは、含み損の発生しているポジションを決済せず、ずっと持ち続けること。
そもそもポジションの塩漬けは、損切りするタイミングを逃して決済したくてもできない状況を指すケースがほとんどですので、含み損を大きくする前に損切りできるようにするのがベターです。
したがって、トレード時はあらかじめ損切りのラインを決めておき、確実に実行できるようにしましょう。
要因3.テクニカル分析をしていない
海外FXで勝つためには、テクニカル分析のスキルが必要不可欠です。
なぜなら、世界中のトレーダーは同じチャートを見てトレードしているため。
どの通貨ペア・時間軸のチャートを選んだとしても、全トレーダーは同じチャートを見て分析し、今後の価格を予想します。
仮に一定の価格帯で繰り返し反発している箇所があり、「今後も反発するかもしれない」と考え、そこに水平線を引いたとしましょう。
この価格帯に水平線を引きましたが、チャートは世界共通なので、他のトレーダーも同じように水平線を引いているかもしれません。
するとその水平線を引いた価格帯は多くのトレーダーによって「レジスタンスライン」として意識され、上抜けしにくくなるでしょう。
逆にブレイクすれば、水平線は今後「レジスタンスライン」ポとして意識され、下抜けしにくくなると考えられます。
たしかにチャートを見てどう分析するかはトレーダーごとの解釈に委ねられるので、毎回テクニカル分析通りになるとは限りません。
とはいえ、世界中のトレーダーは同じチャートで分析するので、テクニカル分析の知識がなければ、他のトレーダーと比べて得られる情報に差が出てしまうのです。
大きな利益を得る機会を失わないようにするためにも、テクニカル分析を学ぶのは大切になります。
要因4.レバレッジが高い
海外FXはレバレッジ倍率が高めなので、国内よりも大きな通貨数を取引できます。
しかし通貨数を大きくしすぎれば、ロスカットに遭う確率も上がるので注意しましょう。
ロスカットされれば保有ポジションは強制決済されるので、余計な損失を出してしまいます。
それぞれの海外FX会社はロスカット水準を定められており、証拠金維持率が水準を下回ればロスカットを執行されますが、取引通貨数を大きくし過ぎなければ証拠金維持率は下がりません。
海外FXの場合は1Lot=10万通貨であるため、自分の口座残高を確認しながらLot数を調整するようにしましょう。
要因5.信用度の低い取引所を利用している
信用度の低い取引所を利用すれば、本来得られたはずの利益を逃してしまうケースがあります。
取引所の信用度が低いと、約定力が低かったり、取引を不正操作されたりする恐れがあるのです。
約定力とは、どれだけ注文通りのレートに近い価格で約定されるか、どれだけ約定が速いかどうかを示すものであり、約定力が低ければ注文すべきタイミングを逃してしまうでしょう。
特にスキャルピングをする場合は、数秒・数pipsの差が利益を大きく左右するため、取引所の約定力をチェックするのは大切になります。
また、海外FX会社の中には取引を不正操作する悪質業者がいるのです。
例えば顧客に利益が出るようなポジションなら注文をキャンセルし、反対に損失が出るようなポジションならスムーズに約定させるようなところがあります。
こうした悪質業者や、約定力の低い取引所を避けるには、金融ライセンスを取得しているかどうかを確認しましょう。
ライセンス取得済みの取引所であれば、信用度が高めであると判断できます。
海外FXで勝つためのマインドセット
海外FXで勝てない要因を5つご紹介してきました。
要因を知るのも大切ですが、実際に損切りしたり、1つのルールに従ったトレードを実行するのは難しいもの。
そこで、海外FXで勝つために知っておくべきマインドセットを3つお伝えします。
マインドセット1.損失を抑えることにフォーカスする
海外FXでは、トレードの損失を抑えることにフォーカスしましょう。
冒頭でも述べた通りFXの基本は「損小利大」。
損失する要因は複数あるため、その要因をなるべく潰しつつ、損失を最小限に留めるのが大切になります。
特に、事前に決めたルール通りに損切り・利確をするのが、損失を抑えることに繋がります。
とはいうものの、FXをしていると感情が邪魔をして、損切りラインに到達しても「もう少し待てば値上がりするはず」と考えて損切りできない時はあるでしょう。
どうしてもルール通りにトレードできなければ、ストップロス注文を活用したり、EA(自動売買ツール)を利用したりするのがおすすめです。
ストップロス注文をかけておけば、設定した価格になった際に自動的にポジションが決済されます。
そしてEAなら、プログラム通りにソフトが売買を繰り返すので、損切りや利確を躊躇するようなミスも発生しません。
マインドセット2.試行錯誤を重ねる
トレードで試行錯誤を重ねていき、自分にとって良い手法を見つけます。
おすすめの方法はトレードの記録を付けること。
自分がなぜそのタイミングでエントリーし、なぜ決済したのかを記録していけば、あとでトレード方法を振り返って改善点を見つける手がかりになるはずです。
また、自分のトレードルールが正しいかどうかの検証もできますし、記録を付けるごとにエントリー・利確・損切りの根拠を書くようにすれば、感情に流されたトレードをしてしまう抑止力にもなるでしょう。
記録の仕方は自由ですが、後で見返しやすい形にする必要があります。
例えばTradingViewのようなブラウザ上のツールや、MT4のチャート上でテキストを追加できます。
出典:TradingView
画像はTradingViewのツールを使ってトレード記録を付けたスクショです。
テキストだけではなくテクニカル分析の指標や記号・ライン引きも可能なので、自分がどのような分析をしたのかを細かく記録できます。
以上のように自分のトレードを見返し、実践・改善を繰り返せば、自分なりのトレード方法を見つけられるでしょう。
マインドセット3.FXの勉強を続ける
海外FXで勝つためには、FXの勉強を継続していく必要があります。
テクニカル分析やファンダメンタル分析・トレード手法に関する本やネットの記事を読めば、トレードの参考になるケースもあるでしょう。
また、自分に合った取引所を探すのも推奨します。
取引所によってスプレッドやスワップポイント・ボーナス・キャンペーン・提供しているツールなどは異なります。
中にはトレードの役に立つ情報もあるので、ぜひ相性の良い取引所を探してみましょう。
まとめ
今回は海外FXの勝ち方について解説しました。
FXで勝つためには、損失する要因を知り、潰していくのが大事です。
加えて、損失削減への集中や、試行錯誤を重ねるといった考え方を身につけるのも、FXでは重要になります。
さらに本やネットの記事でFXの勉強を続け、自分に合った取引所を見つければ、トレードの幅は広がっていくのです。
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トレードを重ねていけば、その分だけ獲得できるボーナスは増えていくので、継続的に利用していく予定の取引所を探している方におすすめです。
またBigBossはゼロカットシステムを導入しており、急激な価格変動によってロスカットされたとしても、失う資金は口座残高の範囲内で留められるので、損失額を最小限に抑えられます。
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