海外FXの金融ライセンスはどこが安全?初心者におすすめの3社を厳選
「海外FXを利用したいと思っているけど、どの会社を使えばいいか分からない!」
そう悩んでいる方は、海外FX会社が取得している「金融ライセンス」を基準にしてみてはいかがでしょうか?
金融ライセンスは会社の信用・安全度を測るための指針になります。
とはいえ、
「そもそも金融ライセンスについて詳しく知らない」
「どの金融ライセンスなら大丈夫なの?」
と感じている方は多いでしょう。
そこでこの記事では、
- 金融ライセンスの概要
- 金融ライセンスの種類
- おすすめの海外FX会社
について解説します。
最後まで読めば、あなたに向いているFX会社を見つけられますよ!

池田 昇太
海外FX歴4年の現役トレーダー兼ライター
国内・海外取引所でFXトレードを行う。ファンダメンタル分析よりはテクニカル分析派であり、裁量トレードとEAを併用したトレードが得意。FX以外にも株式・投資信託・仮想通貨などにも投資しており、関連メディアのSEO記事や取材記事の執筆・編集・ディレクション業務を行っている。
金融ライセンスとは海外FX会社が取得する「事業許可証」
「金融ライセンス」とは、投資事業を展開する会社に対して発行される許可証のことです。
発行主体は各国政府。
金融ライセンスの目的は投資家保護であり、海外FX会社が安全な投資環境を整えているかどうかチェックされるのです。
なお、金融ライセンス取得の難易度は地域ごとに異なります。
運営状況・顧客サポート体制・資産管理状況などの厳しい基準を儲けているところもあれば、登録料だけ支払えば金融ライセンスを付与しているところもあるのです。
取得難易度の高い金融ライセンスであるほど、信用度・安全度が高めであると判断できます。
そのため海外FX会社を利用する際は、その会社がどこの金融ライセンスを取得しているのかを確認しましょう。
金融ライセンスの種類は?各国ごとに特徴や安全性を解説
海外FX会社を選ぶポイントは、金融ライセンスをチェックすることであると解説しました。
しかし、安全な金融ライセンスであるかどうか判断するのは難しいですよね。
ここでは有名な金融ライセンスを紹介し、その特徴や安全性について解説します。
1.イギリス
ライセンス取得済の海外FX会社 |
・XM Trading ・HotForex |
1つ目はイギリスの金融ライセンス。
発行主体は「FCA(Financial Conduct Authority)」であり、世界一厳しい審査基準であると言われています。
金融ライセンスを取得するには顧客・会社の資産状況や経営状況などを毎年報告しなくてはなりません。
またFCAには顧客資産取扱規定(CASS)というルールを設けており、万一FX会社が倒産した際に、顧客へ資産を返還できるようにしているのです。
以上のことから、FCAの金融ライセンスを取得している海外FX会社は安全度が高いといえます。
2.ケイマン諸島
ライセンス取得済の海外FX会社 |
・Tradeview |
2つ目はケイマン諸島です。
アメリカの南に位置する島で、イギリスの領土。
発行主体はCIMA(Cayman Islands Monetary Authority)です。
ケイマン諸島はタックスヘイブン(租税回避地)であるため、多くの金融関連業者が入ってきています。
また国際金融センターとしても有名です。
CIMAの金融ライセンスを取得するための要件は口座の監査・企業情報の変更通知・月次取引明細の提出・決算結果の提出など。
海外FX会社は運営状況を細かくチェックされているため、安全度の高い金融ライセンスでしょう。
3.セントビンセントおよびグレナティーン諸島
ライセンス取得済の海外FX会社 |
・Bigboss ・Land-FX ・MYFX Markets ・IS6FX |
3つ目はセントビンセントおよびグレナティーン諸島です。
南アメリカの北で、カリブ海にある島国。
発行主体はFSA(St. Vincent & the Grenadines The Financial Services Authority)。
金融ライセンス取得の難易度は比較的易しめであり、多くの海外FX会社に取得されています。
安全度はイギリスやケイマン諸島よりは劣るでしょう。
4.セーシェル諸島
ライセンス取得済の海外FX会社 |
・TitanFX ・Milton Markets ・FBS ・XM Trading |
4つ目はセーシェル諸島。
アフリカ大陸の東に位置する島国です。
発行主体はFSA(Seychelles Financial Service Authority)
FSAは金融ライセンスの取得要件を公開していないため、安全とは言い切れません。
しかしFSAの金融ライセンスは多くの海外FX会社によって取得されていますので、知名度は高いと判断できます。
5.キプロス
ライセンス取得済の海外FX会社 |
・XM Trading ・FxPro ・MiltonMarkets 日本向けはバヌアツ ・Traderstrust |
5つ目にご紹介するのはキプロスです。
キプロスは地中海の東にある国。
発行主体は「CySEC(The Cyprus Securities and Exchange Commission)」になります。
CySECの金融ライセンスは、イギリスと同等に取得難易度が高めです。
海外FX会社は資本金や資産管理方法などを厳しくチェックされます。
加えてCySECの管理する会社が倒産した場合、最大約240万円の補償を受けられるのです。
そのためCySECの金融ライセンスを保有するところは信頼して良いでしょう。
ただし、日本人はCySECのライセンスを持つ海外FX会社で口座開設できません。
CySECの金融ライセンスを持っている会社は、子会社を作って日本人向けにサービスを提供しています。
例えばXM Tradingの子会社はセーシェル諸島の金融ライセンスを保有しており、日本人を対象にトレード環境を用意しているのです。
【日本はどうなの?】海外FX会社は日本の金融ライセンスを持たない
海外FX会社は日本の金融ライセンスを取得していません。
なぜなら海外FX会社は、日本のレバレッジ規制に則ったサービス提供が困難であるため。
日本はレバレッジを最大25倍(法人の場合は50倍)に制限しています。
ただし多くの海外FX会社では最大レバレッジを100~1,000倍としているため、日本国内のルールを守れません。
したがって海外FX会社は日本の金融ライセンスを取得できないのです。
実際に日本国は海外FX会社を「無登録の海外所在業者」として情報公開しています。
「海外FX会社を使っても大丈夫なの?」と感じる方がいるかもしれませんが、日本人が海外FX会社を使っても問題はありませんので、ご安心ください。
「結局どの海外FX会社を選べば良いの?」 おすすめの会社を3つ紹介
各国の金融ライセンスについて解説しました。
とはいえ、結局どこでトレードすれば良いのか気になるところ。
ここではおすすめの海外FX会社を3つ紹介します。
それぞれの特徴をまとめましたので、自分に合ったところを選んでくださいね。
【金融ライセンスで選ぶなら】XM Trading
安全性の高い金融ライセンスで選ぶならXM Tradingが良いでしょう。
XM Tradingが取得しているのはイギリスの金融ライセンス。
上記の通りイギリスの発行する金融ライセンスは「世界で最も厳しい」と言われています。
加えて、XM Tradingは顧客の資産をドイツ・スイスの銀行に分散しているのです。
会社の運営資金と別にしており、顧客の資産は適切に管理されています。
そのためXM Tradingは安全性が高めです。
【様々なところに投資したいなら】BigBoss
海外通貨だけではなく仮想通貨やCFDにもトレードしたい方は、BigBossを推奨します。
BigBossでは3つの口座を利用でき、それぞれトレードできる通貨ペアやレバレッジは下記の通りです。
スタンダート口座 | プロスプレッド口座 | FOCREX口座 | |
取引通貨ペア | Forex、CFD、仮想通貨 | Forex | BTC/USD、EXC/USD、ETH/USD、ETH/BTC、XRP/USD、NEO/BT、RSVCUSD |
取引単位 | 1Lot = 10万通貨 | 1Lot = 10万通貨 | 通貨ごとに異なる |
レバレッジ | 最大999倍 | 最大999倍 | 現物取引 |
仮想通貨をレバレッジ取引したい方はスタンダード口座、仮想通貨を現物取引したい方はFOCREX口座を利用しましょう。
また、CFDでトレードできるのはN225(日経平均株価)・SPX(S&P500)・NDX(ナスダック100指数)など。
【スプレッドの狭い所を選ぶなら】Tradeview
狭いスプレッドのところを利用したい場合は、Tradeviewがおすすめです。
Tradeviewのスプレッドの狭さは、海外FX会社の中でもトップレベル。
例えばドル/円の通貨ペアなら、TradeviewのILC口座で0.45pips、そしてxレバレッジ口座でも1.0pipsです。
他の海外FX会社と比較すると、下記の通り。
海外FX会社 | ドル/円のスプレッド |
Tradeview(xレバレッジ口座) | 1.0pips |
XM Trading(スタンダード口座) | 1.5pips |
Axiory(スタンダード口座) | 1.4pips |
Titan FX(スタンダード口座) | 1.3pips |
このようにTradeviewは他の会社と比べて狭いスプレッドを提供しているため、スキャルピングトレードを検討している方は、利用してみてはいかがでしょうか。
まとめ:海外FX初心者はBigBossがおすすめ
この記事では、海外FX会社が取得している金融ライセンスについて解説しました。
金融ライセンスの取得難易度は発行する地域ごとに異なります。
そのため、海外FX会社がどこの金融ライセンスを取得しているかによって、会社の安全性・信用性を判断できるのです。
安全第一で選びたい方は、XM Tradingで口座開設すると良いでしょう。
一方で、これから初めて海外FXにチャレンジする方は、BigBossをおすすめします。
BigBossを初心者に勧める理由は下記の4つ。
- 日本語サポートあり
- 最大レバレッジ999倍
- 取引ボーナスを利用できる
- 様々な通貨ペアをトレードできる
BigBossではメール・オンラインチャットを用いて日本語でサポートを受けられます。
英語が苦手な人でも安心ですね。
さらに最大レバレッジは999倍ですので、少ない証拠金で大きな取引が可能。
また、BigBossのスプレッドはプロスプレッド口座でもドル/円0.75pipsであるため、狭いとは言えません。
ところがBigBossは1Lotのトレードで4ドルのボーナスをもらえるので、その分だけスプレッドは狭くなるのです。
これから海外FXを始める方は、ぜひBigBossを利用してみてはいかがでしょうか。