海外FXの出金方法を手数料・時間で総まとめ!出金が遅れる事例も解説!
海外FX業者では、さまざまな出金方法に対応しています。ただ、いったいどの方法で出金すればよいのか悩んでいませんか?
ご安心ください。筆者は海外FX業者でさまざまな出金方法を試したことがあるので、手数料や送金スピードが早い方法について解説できます。
そこでこの記事では、
- 海外FX業者の代表的な6つの出金方法
- 海外FXで出金する際の注意点
- 海外FXで出金が遅れる事例
などについて紹介します。
この記事を読めば、海外FX業者でどの方法で出金すればよいのか理解できるでしょう。ぜひ最後まで読んでみてくださいね!
茶虎
海外FX歴8年の現役トレーダー兼ライター
国内FXを1年ほど利用していたが、資金的に利用しにくいという理由で海外FXに転身。これまで口座開設した海外FX口座は10種類以上。トレード方針はスイングトレードとEAを使った自動売買。2018年より、ライターとして「FX」「節税」「クレジットカード」など投資・金融ジャンルを中心に200記事以上を執筆。海外投資にも関心があり、投資を行っている。
海外FXの代表的な6つの出金方法
海外FXでは、さまざまな方法で出金ができます。数ある出金方法の中でも以下の6つの方法は、ほとんどの海外FX業者で利用できる方法です。
- 国内銀行送金
- クレジットカード
- bitwallet
- STICPAY仮想通貨
- 海外銀行送金
それぞれの方法で出金した場合の送金スピードと手数料を中心に見ていきましょう。
1.国内銀行送金
国内銀行送金に対応している海外FX業者は多くありません。なぜなら、海外FX業者は日本の銀行の口座を持てないので、決済代行業者を通す手間がかかるからです。
送金スピード | 1営業日〜5営業日 |
---|---|
手数料 | 無料〜2,000円 |
入金と出金の両方に対応している主な海外FX業者は以下の4社のみ。
- BigBoss
- Titan FX
- Axiory
- GemForex
国内銀行送金は、手数料がほとんどかからない業者がほとんど。また、最短1〜2営業日で銀行口座に着金するので便利です!
2.クレジットカード
クレジットカードやデビットカードでの出金は多くのFX業者で対応しています。カードへの着金も海外銀行送金よりも早く、1営業日〜5営業日ほど。
送金スピード | 1営業日〜5営業日 |
---|---|
手数料 | 無料 |
実際に、筆者はこれまでに10社以上のFX業者で出金した経験がありますが、概ね3営業日以内で出金できるケースが大半でした。
さらに、カードでの支払い時にかかる決済手数料は、FX業者が負担してくれます。しかし、入金した金額分しか出金できないので、入金した金額分を出金したら、他の方法で出金しなければなりません。
3.bitwallet
bitwalletは、送金スピードの早さと手数料の安さがウリの便利な出金方法。
送金スピード | 即時〜3営業日以内 |
---|---|
手数料 | 無料※ |
※銀行口座への出金に824円。2020年10月24日からのキャンペーン中は777円
また、海外銀行送金よりも手数料がかからないので、国内銀行送金に対応していないFX業者を中心に重宝されています。ただし、bitwalletに着金した後に銀行へ出金する必要があります。
そのため、手数料がかかることや銀行口座への着金に数日かかる点には注意しておきましょう。
4.STICPAY
STICPAYも便利なオンライン決済サービスです。
送金スピード | 即時〜2営業日以内 |
---|---|
手数料 | 無料※ |
※国内銀行へ出金する場合は、出金額の2.5%+600円がかかる
送金スピードも早く、筆者が利用したときはわずか3時間ほどで着金しました。さらに、STICPAYから銀行口座へのスピードも1営業日のみ。
ただし、STICPAYはbitwalletとは異なり出金額に応じて手数料が高くなります。そのため、出金額が100万円を超えると、海外銀行送金の方が安いケースもあり注意しなければなりません。
とはいえ、STICPAYカードを使えば、手数料は出金額の1.3%で済みます。また、セブン銀行のATMからカードを使ってお金を受け取れるので便利な方法です。
5.仮想通貨
仮想通貨での出金は、手数料も安く送金スピードも早いです。
送金スピード | 即時〜24時間以内 |
---|---|
手数料 | 無料〜出金額の0.5% |
ただ、2021年現在、ほとんどの海外FX業者では仮想通貨での出金ができません。以前は、XMやGemForexでも出金が可能でしたが、現在対応しているのは、Axioryぐらい(ビットコインのみ)。
そのため、仮想通貨での出金はあまり考えない方が良いでしょう。
6.海外銀行送金
海外銀行送金はすべての海外FX業者で対応しています。
送金スピード | 1営業日〜5営業日 |
---|---|
手数料 | 2,000円〜7,000円 |
出金額の制限がない数少ない方法ですが、送金スピードが遅く手数料も高めです。海外銀行送金の手数料が高い理由は、海外FX業者から直接銀行口座に送金しているわけではないから。
中継先の銀行を挟むので、時間と手数料がかかってしまうのです。そのため、海外銀行送金はあまりおすすめできません。
手数料が安く出金が早い方法とは?
ここまで海外FX業者で対応している出金方法について解説してきました。その中でも手数料が安く出金が早い方法はクレジットカードやデビットカードです。
ただし、クレジットカードやデビットカードで出金できる金額は入金した金額までと決まっています。そのため、利益分の出金をする場合、国内銀行送金かオンライン決済サービス(bitwalletやSTICPAY)がおすすめです。
その理由は、手数料が安く着金までのスピードも早いから。特に、手数料が安いbitwalletはおすすめの出金方法です。
海外FXで出金する際の注意点3つ
海外FXで出金する際には、いくつか注意点があります。
- クレジットカードの出金は入金した金額まで
- 出金には優先順位がある
- 出金するとボーナスがなくなるケースも
詳しく見ていきましょう!
1.クレジットカードの出金は入金した金額まで
どの海外FX業者を利用する場合でも、クレジットカードの出金は入金した金額までと決まっています。その理由はマネーロンダリング規制があるから。つまり、海外FX業者が不正なお金の経路として使われないように対策をしているのです。
なお、クレジットカードの場合、入金に使ったものと同じカードに出金しなければならないので、返金扱いになります。そのため、入出金が繰り返されることを嫌い海外FX業者と取引しないカード会社もあるのです。
クレジットカードはメインの出金方法としてはおすすめできません。
2.出金には優先順位がある
海外FXで出金する際には優先順位があります。以下はAxioryとXMで出金をしたときにサポートに問い合わせてわかった優先順位です。
FX業者 | 出金の優先順位 |
---|---|
XMの場合 |
|
Axioryの場合 |
|
まず、どの業者もクレジットカードとデビットカードへの出金を最優先で行います。カードへの入金額と同じ金額を出金したら、そのほかの方法での出金も可能になります。
ただしXMのように、順番が厳しく決められているケースもあるので注意が必要です。
3.出金するとボーナスがなくなるケースも
多くの海外FX業者では、ボーナスがある口座から1円でも出金をするとボーナスが全額消滅します。そのため、なるべく多くの利益を稼いだタイミングでの出金がおすすめです!
XM | 残高に対する出金額の割合に応じて消滅 |
---|---|
BigBoss | 出金したら消滅 |
GemForex | 出金したら消滅 |
良く考えて出金をしましょう!
海外FXで出金拒否!?出金が遅れやすい6つの事例とは
海外FXでは出金が承認されないことがあるため、出金拒否されたと勘違いされる方も多くいます。出金が遅れやすくなる6つの事例について見ていきましょう!
- 入金して24時間以内の出金
- 一度も取引をせずに出金
- 不正行為と疑われるトレードをした
- 出金する際の入力ミス
- 海外FX業者からの送金を拒否する銀行へ出金した
- 一定の証拠金維持率を下回った
事前に注意していれば問題ないので、必ず把握しておいてくださいね。
事例1:入金して24時間以内の出金
クレジットカードなどで入金をした後24時間以内に出金をした場合、スムーズに出金ができないケースがあります。
筆者は、なぜ24時間以内に出金した後にカードで出金すると時間がかかるのか、XMのサポートに問い合わせたことがあります。
その結果、以下のような理由から時間がかかることがわかりました。
- カード会社から取引口座への資金を送金のに約2日間かかる
- 実際にカード会社に対して請求がまだされていない。
- 24時間以内にカードによる入金と出金を行う
- カード会社では、請求と返金の処理がされないので、履歴が利用明細にまだ載っていない
- カードの利用可能残高に反映されるのに時間がかかる
そのため、入金して24時間以内に出金すると着金までに時間がかかってしまうのです。
事例2:一度も取引をせずに出金
入金後、一度も取引をせずに出金すると、出金までに時間がかかる可能性があります。
上の画像は、Titan FXで入金をして一度も取引をせずに24時間以内に出金申請をしたら届いたメールです。
アンチマネーロンダリングの規定があるため、入金後の取引がなかったり、入金から取引後の出金までの時間が短い場合は、理由を聞いた上で出金を認めるかどうか決めるそうです。
事例3:不正行為と疑われるトレードをした
不正行為と疑われるトレードをすると出金ができません。海外FXでは出金拒否があるといわれることもありますが、その理由の多くは不正行為によるもの。
- アービトラージ
- 経済指標発表時を狙ったハイレバトレード
- ボーナスを使った複数の口座での両建て取引
不正行為と疑われる行為をすれば、出金が承認されず、口座凍結や利益没収の原因にもなるので注意しましょう!
事例4:出金する際の入力ミス
クレジットカードや銀行口座の名義や口座番号などを間違えて入力すると、出金ができません。必ず、出金手続きをする際は、名義や番号に間違いがないか確認をしてください。
事例5:海外FX業者からの送金を拒否する銀行へ出金した
海外FX業者をはじめとした海外からの送金を拒否する銀行もあります。また、ゆうちょ銀行やネットバンクのように、スイフトコードと呼ばれるコードがない銀行では、そもそも海外からの送金を受け取れません。
必ず、出金先の銀行にスイフトコードがあるか確認しておきましょう。
事例6:一定の証拠金維持率を下回った
ポジション保有中に出金申請をした後に相場が急変し、証拠金率維持率が一定の水準に落ちると、出金申請が承認されなくなります。例えば、XMでは証拠金維持率が150%を下回ると、出金ができません。
より確実に出金するためには、なるべく証拠金維持率がギリギリにならないようにトレードをすることが大事です。
まとめ:手数料が安く時間がかからない方法での出金がおすすめ!
海外FXでは、さまざまな出金方法があります。そのなかでおすすめの出金方法は、bitwalletか国内銀行送金。どちらも銀行口座への着金時間が短く、手数料も安い方法です。
そして、海外FX業者のなかでも、両方の出金方法に対応しているのがBigBoss!
BigBossなら、利益が出た後の出金も手軽に行なえるだけでなく、手数料も安いので安心です。
さらに、最大レバレッジ999倍、たびたび100%入金ボーナスのキャンペーンを開催しているなど、ほかの業者と比べても申し分ありません。ぜひ口座開設してみてはどうでしょうか?