海外FXの窓埋めトレードとは？禁止されていない海外FX業者も紹介！

9月 11, 2021

「FXの窓埋めって何？」

「業者によって『窓埋めトレード禁止』を聞いたことがあるけど、やっていいの？」

海外FXをやっていると、たびたび目にするのが「窓埋め」です。しかし窓埋めがどんなものか、正しく理解できていますか？　もし何となくやっていると、大損につながるかもしれません。また海外FX業者の中には、窓埋めトレードを禁止しているところもあります。

そこでこの記事では、

• 窓の種類から窓埋めが起こる原因
• 窓埋めトレードができる海外FX業者

などについて解説します。

この記事を読めば、海外FXで窓埋めトレードができるようになり、禁止していないFX業者も知ることができます！

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窓とは？発生原因は2つ

窓とは、ローソク足とローソク足の間に隙間が生じて、ローソク足が無くなっている部分のこと。基本的に週明け月曜日の早朝に、よく発生します。

窓の発生原因は、以下の通り。

【窓の発生原因】

1. 土日の中東市場の値動き
2. ファンダメンタルズによる相場の急変動

窓ができる原因1　土日の中東市場の値動き

土日のFX市場は基本的に取引時間外なので、取引できません。しかし、中東市場（バーレーン市場）に限っては、取引が行われています。

なぜなら中東で盛んなイスラム教では、予言者ムハンマドが聖地メッカに入城した日として、金曜日を休日にしています。そのため休日の金曜日に市場が閉じている中東では、代わりに土日でFX取引が行われており、その影響で相場が動くのです。

中東市場の取引量は少ないため、平日にFX市場へ与える影響は小さいです。しかし土日は他のFX市場が閉じている中で、中東市場だけは開いています。つまり、中東市場の取引結果がFX市場へダイレクトに影響するのです。よって週明け月曜日の早朝に、窓が発生しやすくなります。

窓ができる原因2　ファンダメンタルズによる相場の急変動

ファンダメンタルズとは、ファンダメンタル（fundamental：基礎的）の複数形で、経済の基礎的要因に基づいて相場変動の要因を研究し、今後の値動きの予測を行うこと。ファンダメンタルズは相場が急変動する原因となりやすく、窓の発生原因にもなります。

ファンダメンタルズで窓ができる原因は、以下の通りです。

【ファンダメンタルズで窓ができる原因】

• マネーサプライ（通貨供給量）
• 経済指標
• 金融政策
• 要人発言
• 地政学リスク（戦争・外交トラブルなど）

例えば、土日の間に紛争が起きれば、それに関係する通貨ペアが影響を受けて窓が発生します。もしくは中央銀行の総裁が、土日の間に金利政策の大幅変更をする発表をすれば、やはり窓が発生します。

窓の種類は2種類

窓には2種類あります。窓埋めの前提知識になりますので、しっかり押さえておきましょう。

【窓の種類】

1. 上窓
2. 下窓

窓1　上窓

上窓とは、上方向に向かってローソク足とローソク足の間に隙間が生じている状態のこと。上窓が発生する理由は、ローソク足が出現する前後で、売り注文を大きく上回る買い注文が入っていたからです。

つまり、土日のローソク足が表示できない時間帯にレートが動いてしまい、週明け月曜日の早朝に上窓が発生します。

窓2　下窓

下窓とは、下方向に向かってローソク足とローソク足の間に隙間が生じている状態のこと。下窓が発生する理由は、ローソク足が出現する前後で、買い注文を大きく上回る売り注文が入っていたからです。

そのため、土日のローソク足が表示できない時間帯にレートが動いてしまい、週明け月曜日の早朝に下窓が発生します。

窓埋めとは？窓埋めが起こる原因は3つ

窓埋めとは、窓が出現したときに相場が反転して、その窓を埋めようとする動きのこと。窓埋めが起こる理由は、3つあります。

【窓埋めが起こる原因】

1. ポジションの利確
2. ポジションの損切り
3. 窓埋め目的の新規注文

原因1　ポジションの利確

窓埋めが起こる原因1として、「ポジションの利確」があります。理由は先週から売りポジションを保持しているトレーダーにとって、窓のおかげで含み益が出ているからです。

例えば、下記のように下窓が発生していたとします。

【下窓発生時の利確による窓埋め】

1. 下窓のおかげで含み益が発生
2. 含み益を利確するために買い注文を入れる
3. 相場が上昇して、下窓が埋まる

つまり含み益があるトレーダーの利確によって、窓は埋まるのです。

原因2　ポジションの損切り

窓埋めが起こる原因2として、「ポジションの損切り」があります。理由は、先週から買いポジションを保持しているトレーダーにとって、窓のせいで含み損が出ているからです。

例えば、下記のように下窓が発生していたとします。

【下窓発生時の損切りによる窓埋め】

1. 下窓のせいで含み損が発生
2. 含み損を損切りするために買い注文を入れる
3. 相場が上昇して、下窓が埋まる

含み損があるトレーダーは、これ以上の損失を恐れて損切り（もしくは指値で自動的に損切り）するので、窓が埋まるのです。

原因3　窓埋め目的の新規注文

窓埋めが起こる原因3として、「窓埋め目的の新規注文」があります。

なぜならFXトレーダーの間では、「窓が発生したら窓埋めする確率は80％以上ある」と、窓埋めが高確率で発生することを知っているからです。

例えば、下記のように下窓が発生していたとします。

【下窓発生時の新規注文による窓埋め】

1. 下窓で窓埋めが発生すると考える
2. 窓埋め目的で新規注文（買い注文）を入れる
3. 相場が上昇して、下窓が埋まる

トレーダーの中には、窓を発見次第、その後に窓埋めが発生するのを期待して新規注文をする人たちがいます。そうすると、同じ目的の注文と重なって、窓埋めが発生するのです。

窓埋めトレードは2種類ある

窓埋めトレードとは、窓を発見次第、窓埋めを期待して反対方向にエントリーして行うトレード手法のこと。逆に言えば、窓がなかったらエントリーは見送ります。

窓埋めトレードは、主に2種類あります。

【窓埋めトレードの種類】

1. 上窓なら売り注文
2. 下窓なら買い注文

窓埋めトレード1　上窓なら売り注文

上窓が発生したときは、売り注文を出しておきましょう。なぜなら、上窓が埋まる確率が高いからです。

具体的には、以下の方法でトレードを進めていきます。

【上窓の窓埋めトレード】

1. 上窓が何pipsか確認する
2. 売り注文を出す
3. 利確は上窓ができる前のローソク足の先端と同じ価格にする
4. 損切り：利確＝1：2となるように損切りを設定する

この相場では上窓が埋まりましたので、利確に成功しています。

窓埋めトレード2　下窓なら買い注文

下窓が発生したときは、買い注文を出しておきましょう。なぜなら、下窓が埋まる確率が高いからです。

具体的には、以下の方法でトレードを進めていきます。

【下窓の窓埋めトレード】

1. 下窓が何pipsか確認する
2. 買い注文を出す
3. 利確は下窓ができる前のローソク足の先端と同じ価格にする
4. 損切り：利確＝1：2となるように損切りを設定する

この相場では下窓が埋まりましたので、利確に成功しています。

窓埋めトレードができる海外FX業者はBigBoss

海外FX業者の中には、窓埋めトレードを禁止しているところがあります。しかし、BigBossなら窓埋めトレードができます！

なぜならBigBossのサポートへ問合せした結果、以下のように「窓埋めトレードOK」の回答を得ているからです。

BigBossは、2013年に創業し、セントビンセント・グレナディーンの金融ライセンスを取得しています。

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まとめ：窓埋めは利益獲得のチャンス

ここまで解説した窓埋めトレードを理解しておけば、窓が発生したときに利益獲得のチャンスになります。

窓は週明けに、必ず発生する訳ではありません。しかし、発生したときに数少ないチャンスをものにできるように、ここでしっかりとやり方を理解しておきましょう。

少ないチャンスを確実につかむことが、大きな利益へとつながります！

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