海外FXの取引手数料は高い!?抑えるコツと他の手数料も紹介!
海外FXの取引手数料と聞いて、皆さんはどんなイメージを持ちますか?
「取引手数料だから、支払いは避けられないでしょ?」
「数十円程度と聞いたことがあるから、気にしていないな…」
FXでは取引手数料をはじめ、多くの手数料がかかる場合があります。ですが実は、口座タイプによって取引手数料が不要になるものがあるんです!
もしかしたらあなたも、知らず知らずのうちに多くの手数料を支払い、損をしているかもしれません。
そこでこの記事では、
- 海外FXの取引手数料とは?
- 取引手数料のある口座と無い口座
- 取引手数料が安い海外FX業者はどこか?
- 取引手数料以外の取引コスト
などについて解説します。
この記事を読めば、海外FXの取引手数料やそれ以外の手数料に詳しくなり、できるだけ無駄な支払いを抑えることができるようになれます!
かせあきら
海外FX歴8年の現役トレーダー兼ライター
国内FXで取引を始めるも、2016年の「イギリスEU離脱選挙」「アメリカ大統領選」で約定力の低さが原因で2度の大負けを経験。しかし某有名ブロガーの教えで、約定力の高い海外FXに行き着く。トレードスタイルはスイング~ポジション。2020年からライターとして「FX」「クレジットカード」「格安sim」など、お金に関する記事を中心に執筆。海外FX関連なら200記事以上の実績がある。
レバレッジ最大999倍のFX業者を使うならBigBossがおすすめ!
知らないと損しているかも?海外FXの取引手数料
海外FXの取引手数料とは、片道取引(エントリ―か決済のどちらか片方の注文)をするたびに発生する取引コストのこと。取引手数料は取引する毎に取られていくため、意識していないと無駄な支払いが増え、気付いた時には「かなり損していた!」という状態になります。
例えば海外FX大手のXMでは、「ゼロ口座」で片道取引をするたびに、取引手数料が1Lot当たり「片道5通貨」ずつ発生します。仮にXMゼロ口座でUSD/JPYの取引を重ねると、取引手数料がどう発生するか見てみましょう。
【XMゼロ口座での取引手数料の発生例】
<条件>
- USD/JPY=110円
- 1Lot当たりの取引手数料:片道5通貨
片道1回分の取引手数料=為替レート×1Lot当たりの取引手数料×Lot
=110円×片道5通貨×1Lot
=550円
片道取引回数 | 取引手数料 |
1回 | 550円 |
10回 | 5,500円 |
100回 | 55,000円 |
上表から片道取引回数が100回になると、取引手数料が「55,000円」と高額になります。そのためスキャルピング(短時間に何回も取引をする手法)をメインにしている方にとっては、馬鹿にならないコストとなります。取引回数が多くなりがちな方は、自分がトータルでいくらの取引手数料を支払っているか、気にするようにしましょう。
取引手数料が不要になる口座タイプはどれ?
実は海外FXの口座タイプによっては、取引手数料が不要になるものがあります。海外FXの口座タイプは、大まかに分けて下記の2種類。
【海外FXの口座タイプ】
- STP口座
- ECN口座
この中で、取引手数料が不要になるのは「STP口座」です。逆に取引手数料が必要になるのは「ECN口座」となります。それでは、それぞれの口座タイプの違いを見ていきましょう。
STP口座:海外FXでは一般向け
STP口座とは、FX取引をSTP(Straight-Through Processing)取引で行う口座タイプのこと。STP取引とは、インターバンク市場(銀行間だけで取引を行う市場)で直接やり取りをし、提示されている価格レートの中からユーザーにとって、一番有利な価格とマッチングしてくれる取引システムのことです。
つまりSTP口座を利用すれば、銀行間でしかやりとりされない有利な価格の中で取引ができます! しかも取引手数料も不要になりますので、極力取引コストをかけたくない方は、口座開設時にSTP口座を選びましょう。
ECN口座:海外FXではプロ向け
ECN口座とは、FX取引をECN(Electronic Communications Network)取引で行う口座タイプのこと。ECN取引とは、ユーザー注文を電子取引所(FX業者が独自提供している取引所のことで、インターバンク市場の拡大版)へ流して、オークション形式(オークションなので約定拒否できない=約定拒否なし)でマッチングする取引システムのことです。
つまりECN口座を利用すれば、インターバンク市場でマッチング相手を探すSTP口座よりも早くマッチング相手が見つかりますので、約定スピードがSTP口座よりも早くなります! ただしECN口座は、FX業者が電子取引所を運営するために、取引手数料を徴収するデメリットがあります。
取引手数料の安い海外FX業者はどこか?比較検証!
取引手数料は取引するたびにかかりますので、できれば極力少なくしたいのがトレーダーの性です。そこで取引手数料が安い海外FX業者はどこなのかを探し出すために、FX業者を5社ピックアップして比較しました。ピックアップした5社は、海外FX業者の中で入金ボーナスを多めに支給する所から選んでいます。入金ボーナスが多ければ、資金が少なくても手軽にFXが始められるからです。
また口座タイプは、取引手数料が発生しやすいECN口座を中心に選んでいます。
【海外FX業者の取引手数料】
海外FX業者名 | 口座タイプ名 | 取引手数料 |
GEMFOREX | オールインワン口座 ノースプレッド口座 |
無料 |
iFOREX | エリート口座 | 無料 |
BigBoss | スタンダード口座 | 無料( ※2021年10月~、スタンダード口座での取引手数料が全て無料になりました! |
LAND-FX | ECN口座 | 1Lot往復0.7pips |
XM | ゼロ口座 | 1Lot片道$5(約0.5pips) |
上記の結果から、特におすすめしたいのがBigBossです!
BigBossには、
- 最大レバレッジ999倍
- ロスカット率20%
- ゼロカットあり
などの特徴があり、どれも国内FXには無いメリットで盛り沢山です!
実は多い!?取引手数料以外の取引コスト
海外FXには、取引手数料がかからない口座タイプがあります。しかし取引手数料以外にも、FXには避けては通れないコストが存在します。取引手数料以外の取引コストは、以下の通り。
【取引手数料以外の取引コスト】
- スプレッド
- マイナススワップポイント
- スリッページ
上記の取引コストも意識していかないと、長期的には損をします。損をしないためにも、ここでしっかり内容を確認しておきましょう。
取引コスト1:スプレッド
スプレッドとは、為替レートの買値と売値の価格差のこと。スプレッドはFXで注文するたびに必ず発生する取引コストで、時間帯によって広くなる特徴があります。
例えば「早朝」です。日本時間の早朝は、FX取引の1日の中で最後の「ニューヨーク市場」がクローズする時間帯です。ニューヨーク市場がクローズすると、トレーダーの多くが休息を取り始めますので、市場参加者が必然的に少なくなります。市場参加者が少なくなると取引量は減少するので、提示価格が飛び飛びの状況となり、結果スプレッドは広くなります。そのため余分なスプレッドを支払いたくなければ、市場参加者が多くて取引量が高まる、ロンドン市場やニューヨーク市場が開いている時間帯に取引するようにしましょう。
取引コスト2:マイナススワップポイント
スワップポイントとは、通貨ペア間で生じる金利差のこと。スワップポイントはポジションを保有した翌日から毎日発生します。そしてマイナススワップポイントとは、スワップポイントが「マイナス表示」されているものです。もしマイナススワップポイントの通貨ペアを保有すると、毎日マイナススワップポイントを支払い続けることになります。
ここで、
- 保有日数
- Lot
がそれぞれ変化した場合、マイナススワップポイントがいくらになるか計算してみましょう。
【マイナススワップポイントの計算】
<計算式>
マイナススワップポイント=1Lot当たりのマイナススワップポイント×Lot×保有日数
<保有日数が変化する場合>
- 1Lot当たりのマイナススワップポイント=50円
- Lot=1Lot
保有日数 | マイナススワップポイント |
1日 | 50円 |
30日 | 1,500円 |
180日 | 9,000円 |
<Lotが変化する場合>
- 1Lot当たりのマイナススワップポイント=50円
- 保有日数=30日
Lot | マイナススワップポイント |
1Lot | 1,500円 |
5Lot | 7,500円 |
20Lot | 30,000円 |
上記の計算からマイナススワップポイントは、
- 保有日数
- Lot
によって増減します。そのためスイングトレード(ポジション保有期間が長めに設定する手法)をする方や、大量Lotで取引する方は、マイナススワップポイントが高額になりやすいので気を付けてください。もしマイナススワップポイントを支払いたくなければ、マイナススワップになっていない通貨ペアを探して取引しましょう。
取引コスト3:スリッページリスク
スリッページとは、注文価格と約定価格の価格差のこと。スリッページは、注文してから約定するまでの間にネット遅延などが原因で、ズレた価格で決済されることから発生します。なぜなら遅延が発生している間にも、価格レートは常に動き続けているからです。特に価格が激しく動きやすい場面では、スリッページが発生しやすいので注意する必要があります。
【スリッページが発生しやすい場面】
- 重要経済指標の発表
- 政府の重要政策発表
- 先進国の大統領選挙
- 戦争やコロナなどの突発的なイベント
スリッページは上記の場面で発生しやすいので、ある程度予測して避けることはできます。しかし細かいスリッページは、取引サーバーの遅延などが原因で、どうしても避けられません。もしそれすらも気になるようでしたら、ECN口座(注文を電子取引所に繋いで高速マッチングする口座)が利用できる海外FXで口座開設をしましょう。BigBossならECN口座を開設することができます!
レバレッジ最大999倍のFX業者を使うならBigBossがおすすめ!
まとめ:取引手数料を抑えたければ、まずは口座タイプ選びから
海外FXの取引手数料を抑えたければ、取引手数料が発生しないSTP口座に対応した口座タイプを口座開設しましょう。もし、どこの海外FXで口座開設したら良いか迷うようでしたら、BigBossがオススメです!
BigBossなら、ECN口座に対応している
- スタンダード口座
- プロスプレッド口座
をいつでも「最短3分」で口座開設できます。
またBigBossには、
- 最大レバレッジ999倍
- ロスカット率20%
- ゼロカットあり
という特徴もあります!
「最大レバレッジ」が高ければ、少ない資金でも気軽にFXを始められます。また「ロスカット率」が低ければ、多少相場が不利な方向へ傾いてもロスカットされずにポジションを保持していられます。さらに「ゼロカット」のおかげで、国内FXの追証のような借金を負うリスクもありません。
ですので興味がありましたら、この機会にBigBossで口座開設してみましょう!