海外FX業者のストップレベルを比較! スキャルピングにぴったりの業者3選!

7月 11, 2021

スキャルピングが得意なトレードが、海外FXに求める一般的なスペックは、スプレッドの狭さや約定力です。

ただ、それらと同じように重要なのがストップレベルです。ストップレベルとは、FXで取引する際に指定される現在の価格から最低限離すべき値幅のこと。

ストップレベルの値幅が狭ければ、利益が出しやすくなります。

そこでこの記事では、

  • ストップレベルの意味
  • ストップレベルが広い業者で取引するデメリット
  • FX業者のストップレベルの比較

について詳しく解説します。

この記事を読めば、なぜストップレベルがトレードで重要なのかわかるようになります。ぜひ、最後まで読んでみてください。

この記事を書いた人

茶虎
海外FX歴8年の現役トレーダー兼ライター

国内FXを1年ほど利用していたが、資金的に利用しにくいという理由で海外FXに転身。これまで口座開設した海外FX口座は10種類以上。トレード方針はスイングトレードとEAを使った自動売買。2018年より、ライターとして「FX」「節税」「クレジットカード」など投資・金融ジャンルを中心に200記事以上を執筆。海外投資にも関心があり、投資を行っている。

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ストップレベルは注文時に現在の価格から離すべき値幅のこと

ストップレベルとは、指値注文や逆指値注文を行う際に、現在のレートから最低限離すべき値幅のことです。

多くのFX業者では通貨ペアごとにストップレベルが設定されています。トレードをする際、ストップレベルの範囲内の価格で指値注文や逆指値注文はできません。

例えば、ドル円が1ドル110円のケースで解説しましょう。ストップレベルが4pipsの業者を使っている場合、予約注文できるのは、110.05円以上もしくは109.95円以下の価格帯です。

買い注文
  • 指値注文:109.95円以下の価格
  • 逆指値注文:110.05円以上の価格
売り注文
  • 指値注文:110.05円以上の価格
  • 逆指値注文:109.95円以下の価格

つまり、ドル円が110円の時、以下のような価格帯では注文ができないので注意してください。

  • 110.00円〜110.04円
  • 110.00円〜109.96円

仮に、これらの価格帯で注文しようとしても、エントリーや決済用のボタンが押せません。

ストップレベルが広い業者を利用する4つのデメリット

スキャルピングやデイトレードなどをする場合、ストップレベルの範囲が狭い業者を選びましょう! ストップレベルが広い業者を使うと、以下のようなデメリットがあります。

  1. 指値注文や逆指値注文をする際の価格が制限される
  2. 利益を逃したり大損したりする可能性がある
  3. 値幅が狭いトレーリングストップを設定できない
  4. EAの成績が悪くなる可能性がある

順番に見ていきましょう。

1.指値注文や逆指値注文をする際の価格が制限される

ストップレベルより狭い範囲では、指値注文や逆指値注文の価格が制限されます。

例えば、LAND-FXでポンド円を取引する場合のストップレベルは6.0pipsです。現在のポンド円の価格が150円であれば、149.94円〜150.06円の範囲では予約注文ができません。

そのため、149.94円〜150.06円の価格で注文したければ、チャートに張り付く必要があります。

一方で、ストップレベルが3pipsの業者を使った場合に予約注文ができない価格帯は、149.97円〜150.03円のみ。このようにストップレベルが狭い方が、予約注文はしやすくなります。

2.利益を逃したり大損したりする可能性がある

ストップレベルが広いと、利益の取りこぼしや損失につながるかもしれません。なぜなら、細かい値幅での利確や損切りができないからです。

例えば、1ドル110円の時にロングポジションを保有したケースで考えてみましょう。なお、ストップレベルは10pipsとします。

この場合、109.9円〜110.1円の間では注文できません。

したがって、110.10円に利確するための予約注文を入れたり、109.9円で損切りするための予約注文は入れたりできないので注意してください。

利確したい 110.11円以上の価格でしか利確できない
損切りしたい 109.89円以上の価格でしか損切りできない

このように、ストップレベルが広い場合、せっかくの利益を取り逃す可能性があります。

3.値幅が狭いトレーリングストップを設定できない

トレーリングストップとは、レートの動きに合わせて自動で決済注文してくれる機能です。

しかし、トレーリングストップは、ストップレベルの範囲内では使えません。そのため、やや広めに利確や損切り幅を取る必要があります。

どうしても心配であれば、チャートから目を離さずに決済するしかないですが、精神的な負担も重くなるのではないでしょうか?

4.EAの成績が悪くなる可能性がある

FX業者の設定しているストップレベルが広ければ、EAの成績が悪くなる可能性があります。

例えば、EAが細かい値幅で注文を繰り返すように設定していた場合、注文価格がストップレベルの範囲内だと約定しません。

EAの命令したエントリーや決済注文がきちんと反映されず、取引の成績が悪くなる可能性があります。

なお、FX業者によりストップレベルの範囲は違うので、同じEAを使っても成績が変わります。EAの取引手法に適したストップレベルを設定しているFX業者を選びましょう。

海外FXのストップレベルを比較

海外FXのストップレベルは、業者によって大きな違いがあります。主要な海外FX業者のストップレベルを、以下の表にまとめました。

USD/JPY EUR/JPY GBP/JPY
XM 1.2pips 3.0pips 6.0pips
GEMFOREX 2.0pips 2.7pips 5.4pips
HotForex 2.0pips 2.0pips 3.0pips
Axiory 0.0pips 0.0pips 0.0pips
BigBoss 1.0pips 1.0pips 1.0pips
Titan FX 0.0pips 0.0pips 0.0pips

AxioryやTitan FXなどストップレベルが0の業者もあれば、GEMFOREXのようにストップレベルの範囲が広い業者もあります。

ストップレベルが0または狭い業者を選べば、注文価格の制限を受けにくいので、利益を得やすくなるでしょう。

また、ユーロ円・ポンド円といったドルストレート以外の通貨ペアは、ストップレベルが広がる傾向があるので注意してください。

ストップレベルが狭い海外FX業者3選!

ストップレベルが狭い業者の方が、取引の自由度が高くなるので利益も上げやすいです!

しかし、どの業者のストップレベルが狭いかどうかわからない方もいるのではないでしょうか? そこでここからは、ストップレベルが狭い海外FX業者を3つ紹介します。

  • Axiory
  • Titan FX
  • BigBoss

順番に見ていきましょう。

1位:Axiory

出典:Axiory

Axioryは、2011年7月にFXブローカーとして運営開始された業者です。

ライセンス ベリーズ国際金融サービス委員会
レバレッジ 最大400倍
ストップレベル
  • USD/JPY:0.0pips
  • EUR/JPY:0.0pips
  • GBP/JPY:0.0pips
スキャルピングの可否 OK

Axioryをおすすめする理由は3つです。

  • ストップレベルが0
  • 約定率が99.98%
  • 日本語サポートが高品質

Axioryのストップレベルは0pips! 自由度の高い取引ができるので、スキャルピングでも利益が上げやすくなります。

また、約定率が99.98%と高いため、ストレスなく注文が成立します。日本語サポートも高い評価を受けており、取引方法で分からないことがあっても丁寧に教えてくれるので安心して利用できるでしょう。

2位:Titan FX

出典:Titan FX

Titan FXは、南太平洋の島国「バヌアツ共和国」のライセンスを持つ海外FX業者。

ライセンス バヌアツ金融サービス委員会
レバレッジ 最大500倍
ストップレベル
  • USD/JPY:0.0pips
  • EUR/JPY:0.0pips
  • GBP/JPY:0.0pips
スキャルピングの可否 OK

Titan FXをおすすめする理由は2つ。

  • ストップレベルが0
  • 証拠金が増えてもずっとレバレッジ500倍で取引できる

Titan FXはストップレベルが0に設定されているため、スキャルピングも快適にできます。また、レバレッジが高いので、少額の資金からでも稼ぎやすい業者の一つです。

3位:BigBoss

BigBossでは、業界最高水準の最大999倍ものレバレッジを導入しているFX業者!

ライセンス セントビンセント・グレナディーン
レバレッジ 最大999倍
ストップレベル
  • USD/JPY:1.0pips
  • EUR/JPY:1.0pips
  • GBP/JPY:1.0pips
スキャルピングの可否 OK

BigBossをおすすめする理由は2つ。

  • ストップレベルが1.0pipsと狭い
  • レバレッジが999倍と高水準

BigBossは、ストップレベルがとても狭く、ユーロ円・ポンド円も1.0pipsと狭い水準です。

最大レバレッジも他の業者よりも高めの水準なので、多くのロットで取引しやすいでしょう。少額の資金でたくさん稼ぎたいのであれば、BigBossはイチオシです!

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まとめ:ストップレベルの狭さはスキャルピングの成否にもかかわる

海外FXでは、ストップレベルの狭さも重要です。ストップレベルが狭ければ、スキャルピングの取引もしやすく、利益を取り逃したり無駄な損切りも増えたりしません。

AxioryやTitan FXはストップレベルが0なので、スキャルピング向きの業者です。ただ、レバレッジが高くなく、ボーナスも一切ありません。

そのため、レバレッジの高さやボーナスが欲しいのであれば、BigBossがおすすめです!

BigBossのストップレベルは、他社と比較しても十分な狭さ。

さらに、入金ボーナスのキャンペーンを狙えば、少額からでも大きく稼げる可能性があります。取引もしやすい業者なので、今すぐに口座開設してください!

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7月 11, 2021海外FX