【2021年版】海外FX業者10社を比較!スプレッドの狭い業者は?
海外FXで取引コストを下げたければ、スプレッドの狭い業者を選ぶのが一番です。ただ、どのFX業者のスプレッドが狭いのかわからない方も多いのではないでしょうか?
そこでこの記事では、
- 海外FX業者のスタンダード口座のスプレッド比較
- 海外FX業者のECN口座のスプレッド比較
- スプレッドの狭いFX業者を選ぶ5つのポイント
について解説します。
この記事を読めば、どの海外FX業者のスプレッドが狭いのかわかります。ぜひ参考にしてみてくださいね!
茶虎
海外FX歴8年の現役トレーダー兼ライター
国内FXを1年ほど利用していたが、資金的に利用しにくいという理由で海外FXに転身。これまで口座開設した海外FX口座は10種類以上。トレード方針はスイングトレードとEAを使った自動売買。2018年より、ライターとして「FX」「節税」「クレジットカード」など投資・金融ジャンルを中心に200記事以上を執筆。海外投資にも関心があり、投資を行っている。
海外FX業者のスタンダード口座のスプレッドを比較!
まずは、海外FX業者のスタンダード口座のスプレッドを比較しましょう。日本人に人気の高い、ドル円・ユーロ円・ポンド円のスプレッドを比較してみました!
FX業者 | USD/JPY | EUR/JPY | GBP/JPY |
---|---|---|---|
BigBoss スタンダード口座 | 1.4pips | 2.0pips | 2.8pips |
XM スタンダード口座 | 1.5pips | 2.1pips | 3.5pips |
LAND-FX DLC口座 | 0.9pips | 1.7pips | 1.9pips |
FBS スタンダード口座 | 1.5pips | 2.3pips | 4.1pips |
GemForex オールインワン口座 | 1.5pips | 2.1pips | 2.8pips |
Axiory スタンダード口座 | 1.4pips | 1.5pips | 1.9pips |
TradersTrust クラシック口座 | 1.6pips | 1.9pips | 2.0pips |
Tradeview xレバレッジ口座 | 1.0pips | 1.3pips | 1.7pips |
Titan FX スタンダード口座 | 1.3pips | 1.4pips | 2.3pips |
HotForex プレミアム口座 | 1.6pips | 1.8pips | 2.5pips |
次に、スタンダード口座の中でスプレッドが狭いFX業者を紹介します。
第1位:Tradeview Xレバレッジ口座
出典:Tradeview
第1位は、TradeviewのXレバレッジ口座です。ドル円のスプレッドも狭いですが、ユーロ円やポンド円などドルストレート以外の通貨ペアも圧倒的な狭さです。
スプレッドの狭さに定評のあるFX業者なので、妥当な結果でしょう。
第2位:LAND-FX DLC口座
出典:LAND-FX
第2位は、LAND-FXのDLC口座。LAND-FXは入金ボーナスがある業者にも関わらず、スプレッドが狭くなっています。
第3位:Axiory スタンダード口座
出典:Axiory
第3位はAxioryのスタンダード口座です。Axioryもスプレッドや約定力など取引環境に力を入れています。特にクロス円は狭いスプレッドですね!
海外FX業者のECN方式口座のスプレッドを比較!
この章では、海外FX業者でECN方式を採用している口座のスプレッドを比較します。ECN方式の口座は、スタンダード口座よりも遥かに狭いスプレッドを提供しています。
そのため、スキャルピングやデイトレードをたくさんしたい方は、ぜひ参考にしてみてください。
FX業者 | USD/JPY | EUR/JPY | GBP/JPY |
---|---|---|---|
BigBoss プロスプレッド口座 | 0.75pips | 0.95pips | 1.95pips |
XM ZERO口座 | 0.5pips | 1.0pips | 2.0pips |
LAND-FX ECN口座 | 0.6pips | 0.8pips | 1.3pips |
FBS ECN口座 | 0.5pips | 1.2pips | 2.6pips |
GemForex ノースプレッド口座※ | 0.3pips | 0.5pips | 1.3pips |
Axiory ナノスプレッド口座 | 0.6pips | 0.8pips | 1.3pips |
TradersTrust VIP口座 | 1.0pips | 0.9pips | 2.1pips |
Tradeview ILC口座 | 0.45pips | 0.45pips | 1.05pips |
Titan FX ブレード口座 | 0.65pips | 1.35pips | 1.45pips |
HotForex ゼロスプレッド口座 | 0.5pips | 1.2pips | 1.1pips |
※GemForexはスプレッドの狭い口座が対象
そして、ECN方式の口座でスプレッドが狭いFX業者を見てみましょう!
第1位:Tradeview ILC口座
出典:Tradeview
第1位はTradeviewのILC口座。スタンダード口座に続いて、ECN方式の口座でもスプレッドが狭い結果になりました。Tradeviewは手数料も1ロットあたり片道2.5ドルと抑えられています。
したがって、海外FX業者の中でスプレッドがトップクラスの狭さです。
第2位:GemForex ノースプレッド口座
出典:GemForex
第2位は、GemForexのノースプレッド口座です。GemForexmの注文方式はECN方式ではなくDD方式です。そのため、スプレッドが他の業者よりも狭くなります。
ただ、取引ロット数の上限が低い点や5分以内のスキャルピングができない点には注意してください。
第3位:Axiory ナノスプレッド口座
出典:Axiory
第3位は、Axioryのナノスプレッド口座。Axioryのナノスプレッド口座も、比較的スプレッドが狭いため、スキャルピングやデイトレードに向いています。スタンダード口座のスプレッドも狭く、初心者〜上級者まで利用できます。
スプレッドの狭い海外FXを選ぶ際のポイント5つ
スプレッドの狭い業者を選ぶ際には、いくつかポイントがあります。
- スプレッドは口座により異なる
- ECN方式の口座は手数料を含めたスプレッドで比較する
- ホームページ記載のスプレッドは、あくまでも参考程度にする
- FX業者によってスプレッドの傾向が異なる
- 約定力も含めて判断する
これらのポイントを知っておけば、取引コストが大幅に下がるので、ぜひ参考にしてみてください。
1.スプレッドは口座により異なる
海外FX業者では口座によってスプレッドの狭さが異なります。多くの業者では、STP方式の口座とECN方式の口座があり、このうちスプレッドの狭さで選ぶなら断然ECN方式の口座です。
例えば、以下の画像はAxioryのスタンダード口座とナノスプレッド口座(ECN方式)の比較です。
▼スタンダード口座
▼ナノスプレッド口座
ECN方式の口座の方が、明らかにスプレッドが狭くなっています。スプレッドの狭い口座を探しているなら、ECN方式の口座を選びましょう。
2.ECN方式の口座は手数料を含めたスプレッドで比較する
ECN方式の口座は手数料がかかります。以下の表は主なFX業者の手数料です。
FX業者 | 1ロットあたりの片道手数料 |
---|---|
Axiory ナノスプレッド口座 | 3ドル |
XM ZERO口座 | 5ドル |
BigBoss プロスプレッド口座 | 4.5ドル |
例えば、Axioryのナノスプレッド口座でUSD/JPYが0.1pipsだった場合、片道の手数料分を足さなければなりません。Axioryの片道手数料は1ロットあたり3ドルなので、0.3pipsを足した0.4pipsが実質的なスプレッドです。
また、同じスプレッドがかかる業者でも手数料が3ドルと5ドルでは、3ドルの業者を利用した方がスプレッドは狭くなります。
つまり、気配値に表示されるスプレッドだけを見て決めるのではなく、手数料も合わせたスプレッドで比較しなければなりません。
3.ホームページ記載のスプレッドは、あくまでも参考程度にする
海外FX業者の中には、ホームページで各通貨ペアのスプレッドを記載している業者もあります。ただ、ホームページに記載されているのは、あくまでも最低スプレッドです。
変動スプレッドの業者が多い以上、実際のスプレッドとかけ離れているケースが多いでしょう。ホームページの情報だけで判断せず、実際に口座でスプレッドを確認してください。
4.FX業者によってスプレッドの傾向が異なる
FX業者によって、スプレッドの傾向が異なります。例えば、ドル円やユーロドルのスプレッドが狭くても、ポンド円や豪ドル円のスプレッドは他社より広い業者もあります。
そのため、トレードする頻度の多い通貨ペアのスプレッドを中心に確認してください。
5.約定力も含めて判断する
スプレッドが狭ければ、スキャルピングやデイトレードをする際の取引コストが低くなります。ただ、これらの方法でトレードするなら、約定力も含めて判断しましょう。
いくらスプレッドが狭くても、約定しにくければ、スムーズに注文できません。その結果、エントリーチャンスを逃したり、損切りが遅れたりして大損する可能性もあります。
まとめ:スプレッドが狭い海外FX業者を利用すれば、取引コストが抑えられる
海外FXでスプレッドが狭いFX業者は、TradeviewやAxioryです。レバレッジは抑えめで入金ボーナスを用意していない分、スプレッドに力を入れています。
ただ、スプレッドが狭いことだけが、あなたにとっておすすめの業者になるとは限りません。なぜなら、TradeviewやAxioryは、資金が少ないトレーダーにとっては、取引しづらいから。
そのため、資金が豊富になければ、使い勝手は良いとはいえません。
スプレッドの狭さに加えて、最大レバレッジや入金ボーナスにもこだわりたいのであれば、BigBossしか選択肢はないでしょう。
その理由は、以下の3つ。
- 最大レバレッジが999倍
- 他の業者に引けを取らないスプレッド
- ECN方式の口座でも入金ボーナスがもらえる
BigBossなら、ECN方式の口座でも、最大レバレッジ999倍で取引ができます。さらに、他のFX業者にない強みとして、ECN方式の口座も入金ボーナスがもらえます。
ぜひ入金ボーナスの時期を狙って、口座開設してみてはどうでしょうか?