海外FXのスキャルピング手法を解説!おすすめの業者や2つの注意点とは?
海外FXでスキャルピングをしたいけど、どんな手法を使えばよいのか悩んでいませんか? また、どの業者がスキャルピングに向いているのかよくわからない方もいるのではないでしょうか?
そこでこの記事では、
・海外FXのスキャルピングをする際の手法
・スキャルピングと他の手法との違い
・スキャルピング向きのおすすめのFX業者
について詳しく解説していきます。
この記事を読めば、スキャルピングをする時に、どのような手法を使えばよいのかわかります。大損しないための注意点も解説しているので、ぜひ参考にしてみてくださいね!
茶虎
海外FX歴8年の現役トレーダー兼ライター
国内FXを1年ほど利用していたが、資金的に利用しにくいという理由で海外FXに転身。これまで口座開設した海外FX口座は10種類以上。トレード方針はスイングトレードとEAを使った自動売買。2018年より、ライターとして「FX」「節税」「クレジットカード」など投資・金融ジャンルを中心に200記事以上を執筆。海外投資にも関心があり、投資を行っている。
スキャルピングする際に使えるおすすめの手法
海外FXでスキャルピングをする際、最初に悩むのがどんな手法を使うかです。特に、初心者の方は、複雑な手法よりもシンプルな手法が知りたいと考えているのではないでしょうか?
初心者の方でもすぐに実践しやすいトレード手法は以下の2つです。
- トレンド相場で移動平均線を使って押し目買いや戻り売りを狙う
- レンジ相場でサポートラインやレジスタンスラインでの反転を狙う
詳しく見ていきましょう!
1.トレンド相場で移動平均線を使って押し目買いや戻り売りを狙う
スキャルピングで多くの利益を得たいのであれば、トレンド相場中の押し目買いや戻り売りがおすすめ!
上のチャートは、ローソク足に25移動平均線を足したものです。トレンド相場中に、反発し移動平均線付近まで戻ってきたらエントリーのチャンスです。
実際に、丸の箇所で売っていれば、多くの利益を得られています。トレンド相場中の押し目買いや戻り売りは、負けた時の損失も少ない手法なので、必ず身につけましょう!
2.レンジ相場でサポートラインやレジスタンスラインでの反転を狙う
2つ目の手法は、レンジ相場のレジスタンスラインとサポートラインでひたすら売り買いを繰り返す手法です。
利益はあまり穫れませんが、勝率が高いのでおすすめの手法。上の図のようにレジスタンスラインで売り、サポートラインで買いを繰り返せばよいので、簡単にできます。
FXの場合、レンジ相場が全体の7割を占めているので、チャンスも頻繁にやってくるでしょう。身につければ、毎日のように稼げるかもしれません。
スキャルピングの手法はデイトレードやスイングトレードと何が違う?
スキャルピングの手法は、デイトレードやスイングトレードと違う点がいくつかあります。事前に必ず把握しておきましょう。
- エントリーする際は、1分足や5分足を使う
- 1回の利益は1pips〜20pips
- 取引時間は数分前後
それぞれ解説しますね!
1.エントリーする際は、1分足や5分足を使う
スキャルピングの手法では、1分足や5分足を見てエントリーするか判断します。また、ポジション保有後も、決済のタイミングを待つ必要があり、常にチャートを見なければなりません。
ただ、1分足や5分足のチャートを見るだけでは、高い勝率は期待できないでしょう。したがって、事前に上位足の値動きを確認し、同じ方向のトレードをした方が、利益を増やしやすくなります。
1時間足や4時間足の傾向 | 勝率が高くなりやすいポジション |
---|---|
上昇傾向 | ロング(買い) |
下落傾向 | ショート(売り) |
そうすれば、勝率も高くなるので、より精神的に楽なトレードができます。
2.1回の利益は1pips〜20pips
スキャルピングは1回あたりの利益が1pips〜20pipsくらいしかありません。そのため、スキャルピングでたくさんの利益を得るためには、大量のロット数でトレードする必要があります。
また、スキャルピングは値動きも激しい傾向があるので、欲張らずに素早く利益確定しましょう。
3.取引時間は数分前後
スキャルピングの取引時間は数秒〜数分前後で終わるのが一般的です。ポジションを保有する時間が短いため、以下のようなメリットがあります。
- 為替相場の急激な変化で大損するリスクを減らせる
- 確実に利益を得やすい
為替相場では、事件やニュースの影響により値動きが急に変わるケースも珍しくありません。保有時間が長ければ、急激な値動きに巻き込まれて、大損しやすくなります。
一方で、スキャルピングは保有時間が短いので、素早く利益を確保できます。急激な値動きに巻き込まれても、すぐに対処でき、大損する可能性を減らせます。
海外FXでスキャルピングをする3つのメリット
スキャルピングは、国内FXでも可能な手法です。では、海外FXでスキャルピングをすると、どのようなメリットがあるのでしょうか?
- 大量ロットでの取引ができるので稼ぎやすい
- 追証がないので、よりリスクを取りやすい
- 入金ボーナスや取引ボーナスで証拠金を増やせる
詳しく見ていきましょう!
1.大量ロットでの取引ができるので稼ぎやすい
スキャルピングで多くの利益を出したい場合は、ロット数を増やさなければなりません。例えば、同じ10pipsの利益でもロット数が1ロットと100ロットでは、得られる利益は雲泥の差です。
ロット数 | 10pip勝った時の利益 |
---|---|
1ロット | 10,000円 |
100ロット | 100万円 |
海外FXでは最大レバレッジが数百倍〜数千倍でトレードできます。そのため、より多くのロット数でのトレードができ、稼ぎやすくなります。
2.追証がないので、よりリスクを取りやすい
国内FXでは追証と呼ばれる制度があるため、証拠金以上のお金を失うリスクがあります。
一方で、海外FXには追証がありません。なぜなら、証拠金を超える損失が出た場合、FX業者が口座残高を0に戻してくれるからです。
大損しても入金額までしか失う心配がないので、安心してトレードができるでしょう。
3.入金ボーナスや取引ボーナスで証拠金を増やせる
海外FXでは入金ボーナスや取引ボーナスを提供している業者も一部あります。入金ボーナスを利用すると、始めから多くの資金でトレード可能。
例えば、100%入金ボーナスを利用して10万円入金した場合、入金額10万円とボーナス10万円を合わせた20万円の証拠金からトレードを開始できます。
また、取引ボーナスはスキャルピングトレーダーにうってつけのボーナス。1日に何度も大量ロットの取引をするので、多くのボーナスがもらえます。
海外FXでスキャルピングをする際の注意点2つ
スキャルピングをするなら海外FXの方が、稼ぎやすい可能性があります。とはいえ、必ずしも海外FXの方が稼げるわけではありません。特に、以下の2点には注意しましょう。
- 国内FXよりもスプレッドがやや広め
- 大損する可能性がある
順番に解説しますね!
1.国内FXよりもスプレッドがやや広め
海外FX業者のスプレッドは、国内FXよりも広がりやすい傾向があります。特に、ドルストレート以外の通貨ペア(ユーロ円やポンド円など)では、スプレッドが広がる分、多くの利益幅が必要です。
以下の表は国内FXと海外FXのスプレッドを比較したもの。
FX業者 | USD/JPY | EUR/JPY | GBP/JPY |
---|---|---|---|
XM ZERO口座 | 0.7pips | 1.4pips | 1.4pips |
Axiory ナノスプレッド口座 | 0.6pips | 0.6pips | 1.3pips |
みんなのFX | 0.2銭 | 0.4銭 | 0.8銭 |
DMM FX | 0.2銭 | 0.5銭 | 1.0銭 |
※国内FXは原則固定、海外FXは変動スプレッド
スプレッドが狭い海外FXのECN方式の口座でも、国内FXの狭さには敵いません。そのため、国内FXの方がスプレッドを差し引いても多くの利益が残ります。
2.大損する可能性がある
海外FX業者はレバレッジが高いので、資金が少なくても多くのロット数でトレードできます。ただし、ロット数が多いということは、負けた場合の損失も多くなるので注意してください。
例えば、1ドル100円で10万円の資金があるケースで考えてみましょう。双方とも最大レバレッジぎりぎりでトレードをした場合、国内FX(レバレッジ25倍)と海外FX(レバレッジ1,000倍)では損失が大きく変わります。
国内FX | 海外FX | |
---|---|---|
最大レバレッジ | 25倍 | 1,000倍 |
10万円で保有できるロット数 | 0.2ロット | 9ロット |
10pips負けた時の損失 | 2,000円 | 90,000円 |
国内FXでは、レバレッジが25倍しかないため、取引できるのは2ロットまで。したがって、10pips負けても損失は2,000円で済みます。
ところが、レバレッジ1,000倍の海外FXでトレードした場合は違います。最大9ロット分の取引が可能ですが、10pips負けた場合9万円も失うのです。
そのため、海外FXでスキャルピングをする時は、リスクを取りすぎないように注意してください。
スキャルピングをするのにおすすめの海外FX業者3選
海外FXにはスキャルピングに向いている業者とそうでない業者があります。どの業者を使えばよいのか悩んでいる方も多いのではないでしょうか?
そこで、スキャルピングに向いている海外FX業者を3社紹介します。
BigBoss | Tradeview | Axiory | |
---|---|---|---|
スプレッドの狭さ(USD/JPY) | 0.95pips | 0.45pips | 0.7pips |
約定スピード | 0.78秒 | 0.15秒 | 0.14秒〜0.179秒 |
取引手数料(片道1ロットあたり) | 4.5ドル | 2.5ドル | 3ドル |
ボーナス |
|
なし | なし |
最大レバレッジ | 999倍 | 200倍※2 | 400倍 |
ECN方式の口座の最低入金額 | 1,001円※1 | 100ドル | 5,000円 |
※1 既定はないが、銀行入金の場合50,000円未満だと1,000円の手数料がかかる為、実質1,001円が最低入金額となる
※2 cTrader口座なら最大400倍
それぞれの業者ごとに、どのようなメリットがあるのか、詳しく解説しますね!
BigBoss
BigBossを利用するメリットは3つあります。
- 最大レバレッジ999倍
- 不定期で100%入金ボーナスを利用できる
- 取引ボーナスもある
BigBossは3つの業者のなかでは、スプレッドがやや広めです。しかし、レバレッジ999倍で取引できるので、多くのポジションを保有できます。
また、取引ボーナスもあるので、証拠金をどんどん増やせるでしょう。
さらに、不定期で開催されている100%入金ボーナスは、スプレッドの狭いプロスプレッド口座への入金も対象です。BigBossなら資金の少ない方でも、手軽にスキャルピングが楽しめます。
Tradeview
出典:Tradeview
Tradeviewのスプレッドの狭さは、海外FX業者で一番といっても過言ではありません。
- スプレッドがとても狭い
- 約定スピードも0.15秒
約定率のスピードもスキャルピング向きのスペックです。そのため、取引環境を重視している方におすすめ!
ただし、最大レバレッジが低く、ボーナスは提供されていません。資金が少ないトレーダーは注意してください。
Axiory
出典:Axiory
Axioryは取引環境に力を入れており、スプレッドの狭さや約定スピードはトップクラスです。
- スプレッドは狭め
- 約定スピードも早い
そのため、スキャルピングをするトレーダーにも十分なスペックですね!
ただし、レバレッジは高くなく、ボーナスもないので玄人向けの業者といえます。
まとめ:スキャルピング手法はシンプルなものから慣れていけば十分!
スキャルピングと聞くと、複雑なチャートを見てトレードしなければならないとイメージされる方もいるかもしれません。とはいえ、シンプルな手法でも十分勝てる可能性はあります。
ただし、ロットを無闇に増やした場合、大損するので注意してください。また、スキャルピングをする場合、スプレッドや約定スピードなど取引環境がよい業者を選ぶのも重要です。
おすすめのFX業者はBigBoss!
BigBossのスプレッドは、やや狭い水準です。加えて、最大レバレッジが高く、取引ボーナスもあるので、稼ぎやすい業者です。
プロスプレッド口座も、ボーナスの対象なので、ぜひ口座開設してみてください。