海外FXはおすすめしないといわれる8つの理由とは?安心して利用できる業者の選び方も解説!

海外FXはおすすめしないと他のトレーダーにいわれたことはありませんか?

もちろん、詐欺業者もあるので、海外FXがどの業者も良い業者ではありません。ただ、本当に海外FXは国内FXよりもおすすめできないのでしょうか?

筆者は、国内FXで1年、海外FXで8年のトレード経験がありますが、海外FXの方がおすすめできると考えています。

そこでこの記事では、

  • 海外FXをおすすめしないといわれている8つの理由
  • 海外FXの方が大損するリスクが低い4つの理由
  • 安心して利用できる海外FX業者の選び方

などについて解説します。

この記事を読めば、海外FXが本当におすすめできないのか分かるようになります。国内FX・海外FXで迷っている方は、ぜひ参考にしてみてくださいね!

この記事を書いた人

茶虎
海外FX歴8年の現役トレーダー兼ライター

国内FXを1年ほど利用していたが、資金的に利用しにくいという理由で海外FXに転身。これまで口座開設した海外FX口座は10種類以上。トレード方針はスイングトレードとEAを使った自動売買。2018年より、ライターとして「FX」「節税」「クレジットカード」など投資・金融ジャンルを中心に200記事以上を執筆。海外投資にも関心があり、投資を行っている。

海外FXはおすすめしないといわれる8つの理由

海外に拠点を持つ「海外FXはおすすめしない」と考えるトレーダーはいまだに多くいます。では、なぜ国内FXのトレーダーは、海外FXはおすすめしないと考えているのでしょうか?

まずは、よく挙げられるおすすめしない理由を紹介します。

  1. 詐欺業者があるから
  2. 出金拒否をされるから
  3. ハイレバレッジでトレードしても必ず稼げるわけではないから
  4. 日本の金融庁から警告を受けているから
  5. 一部の業者は日本語対応していないから
  6. スプレッドが広いから
  7. 信託保全で管理されている業者が少ないから
  8. 稼いでも税金が高すぎるから

順番に解説しますね!

1.詐欺業者があるから

海外FX業者=詐欺業者ばかりと考えている方は多くいます。しかし、海外FX業者の中にも、金融ライセンスを取得して、まっとうに営業をしているFX業者はあります。

金融ライセンスは、各国の金融庁が行う審査に通らなければ、発行されません。また、金融ライセンスを取得した場合、顧客に不利益になる行為をすれば、罰則を受けます。

そのため、金融ライセンスを取得している海外FX業者のほとんどは、詐欺業者ではありません。

2.出金拒否をされるから

海外FX業者では「出金ができない」「理由をつけられて、なかなか出金が認められない」といった口コミが散見されます。

国内FX業者では出金拒否の口コミが見つからないので、海外FX=危険な印象をもたれている方も少なくありません。

しかし、それらの口コミが正しいとは限らないので注意してください。FX業者が規約に明記してある不正行為を行ったトレーダーが、出金を断られたケースが多いからです。

もちろん、出金拒否を行う業者もあります。しかし、ほとんどの業者はルールを守っていれば、きちんと出金できます。

3.ハイレバレッジでトレードしても必ず稼げるわけではないから

海外FXはハイレバレッジでトレードができますが、必ず稼げるとは限りません。もし、証拠金に見合わないロット数で取引をすれば、大損する可能性も高いのは事実でしょう。

とはいえ、ハイレバレッジのFX業者でも、ロット数を抑えてトレードすれば、国内FXよりも安全にトレードできます。

レバレッジが高ければ、必要証拠金が少なくなるので、強制ロスカットされるリスクが低くなるからです。レバレッジが高いだけではハイリスクなトレードになりません。

4.日本の金融庁から警告を受けているから

日本の金融庁は海外FX業者に対して、日本人居住者に対して営業活動を控えるように警告しています。そのため、金融庁から警告を受けている業者は危険だと考える方が多いのではないでしょうか?

しかし、日本の金融庁に警告を受けている業者が全て危険とまではいえません。なぜなら、日本に拠点がない海外FX業者の全部に対して、調査などをせずに危険な業者と決めつけているからです。

そもそも、日本の金融ライセンスを取得しようとすると、以下のような障壁をクリアしなければなりません。

  • 国内に拠点を持つ
  • 信託保全の義務化
  • 最大レバレッジを25倍に制限
  • ゼロカットシステムの廃止

これらの条件を受け入れた場合、海外FX業者ならではのメリットがなくなるので、利益を得るのが難しくなります。したがって、やむを得ず、日本以外の国で金融ライセンスを取得しているFX業者がほとんどです。

海外FXにまつわるよくある誤解はこちら!

5.一部の業者は日本語対応していないから

海外FXは海外にあるから電話やメールでのサポートを日本語で受けられず、不便と思っていませんか?

確かに、日本人トレーダーの獲得に力をいれていない海外FX業者では、口座開設にさえ苦労します。筆者も、スイスにある某FX業者で口座開設をしようとしましたが、面談も英語でのやり取りを求められ苦労した経験があります。

しかし、世界中には日本人トレーダーの獲得に力を入れている海外FX業者も多くあります。

そのようなFX業者では、公式ページの日本語化や日本語で対応できるスタッフを雇用しているので、気軽に日本語でサポートを受けられます。日本語が通じる業者が多いので、ご安心ください。

6.スプレッドが広いから

海外FX業者は、国内FXよりもスプレッドが広い傾向があります。ただ、それらのデメリットを差し引いても海外FXの方がおすすめです。

なぜなら、国内FXと比較してレバレッジが高いので、より稼ぎやすくなるから。加えて、透明性の高いNDD方式を採用しているので、約定拒否やスリッページに遭うリスクも減ります。

スプレッドだけを見れば、国内FXに勝てませんが、それ以外の部分を見ると、海外FXの方が安心して取引できるでしょう。

DD方式とNDD方式の違いはこちら!

7.信託保全で管理されている業者が少ないから

ほとんどの海外FX業者は信託保全がされないので、破綻したらお金が戻ってこない可能性があります。この点は、国内FX業者と比べてもデメリットになります。

とはいえ、資金の管理方法が問題になりやすいのは、あくまでも海外FX業者が破綻した場合です。

海外FX業者が日本人に知られるようになって10年以上が経過していますが、詐欺業者以外で、破綻した業者はほとんどありません。国内FXほど安全とはいえないですが、ある程度は安心してトレードできるのではないでしょうか?

8.稼いでも税金が高すぎるから

海外FX業者で利益を得た場合、税金が高すぎて損だという話を聞いたことがあるのではないでしょうか? 国内FXと海外FXでは、課税方式が異なっており、稼げば稼ぐほど海外FXの方が税金が高くなります。

国内FXの税率 税率20.315%※
海外FXの税率 5%〜45%

※住民税分も含む

そのため、海外FXの方が税金は高いでしょう。ただ、稼げていないうちから、税金について考えすぎるのもよくありません。

年間利益が100万円以上になるくらい稼いでから、対策を考えても遅くはないでしょう。

海外FXの節税対策はこちら!

海外FXの方が大損するリスクが低い4つの理由

海外FXはレバレッジが高いので、使い方を誤れば大損するリスクはあります。しかし、無茶な使い方をしなければ、むしろ国内FXよりも大損するリスクは低くなります。その理由は以下の4つ。

  1. ゼロカットのおかげで、借金を背負わなくて済む
  2. レバレッジが高いので、大勝ちできる可能性がある
  3. 入金ボーナスを利用すれば、初心者でも資金を増やしやすい
  4. 透明性の高い取引ができるので安心

詳しく見ていきましょう。

1.ゼロカットのおかげで、借金を背負わなくて済む

海外FXでは、借金を背負うリスクがありません。なぜなら、口座残高を超える損失が発生しても、ゼロカットと呼ばれる仕組みにより残高をゼロに戻してくれる業者が大半だから。

一方で、国内FX業者を利用している場合、口座残高を超える損失が発生すれば、足りない金額を追加で入金しなければなりません。

ケースによっては、数百万円以上の入金を求められるので、借金を背負うリスクが発生します。海外FX業者の方が安心してトレードできるのではないでしょうか?

2.レバレッジが高いので、大勝ちできる可能性がある

海外FXは国内FXよりもレバレッジが高く、より多くのロット数でトレードできるので、利益も増やしやすくなります。

必要証拠金が口座の証拠金を圧迫しないので、強制ロスカットされるリスクも、国内FXより低いでしょう。

海外FXの方が、多少含み損を抱えても取引しやすく、大勝ちできる可能性が高くなります。

3.入金ボーナスを利用すれば、初心者でも資金を増やしやすい

海外FXには入金ボーナスと呼ばれる制度があるので、資金が少なくても証拠金が多い状態からトレードをはじめられます。

資金が多ければ、ロット数を増やせるので、資金効率が良くなるでしょう。そのため、初心者でもうまくトレードすれば、利益を上げられる可能性があります。

4.透明性の高い取引ができるので安心

海外FXの注文方式はNDD方式。DD方式とは異なり、仕組み上、FX業者のディーラーは不正な行為ができません。

スキャルピングやデイトレードをしている場合は、透明性の高い海外FX業者の方が安心できるのではないでしょうか?

安心して利用できる海外FX業者の選び方4つを解説!

海外FXを利用する際には安心して利用できる業者を選びましょう。以下の4つは安心して利用できる海外FX業者なら、最低限備えていなければならないポイント。

  1. 金融庁ライセンスを取得している
  2. 資金の管理方法についてホームページに記載がある
  3. 良い評判が多くある
  4. 日本語のサポートが受けられる

事前に、これらのポイントを満たしているのか確認してから口座開設しましょう。

1.金融庁ライセンスを取得している

まともな海外FX業者であれば、どこかしらの国の金融ライセンスを取得しているもの。しかし、金融ライセンスを取得していない場合、投資家が不利益になる出金拒否や口座の凍結などの行為を行っている可能性が高いでしょう。

金融ライセンスを取得していない業者では、絶対に口座開設しないでください。

2.資金の管理方法についてホームページに記載がある

多くの海外FX業者では、ホームページや規約に顧客から預かった資金の管理方法について記載があります。

ただし、一切記載がない場合や顧客から預かった資金と会社の運営資金を同じ口座で管理している場合、預けたお金が戻ってこないリスクが高くなります。

最低でも、資金が分別管理されている業者を選んでください。

3.良い評判が多くある

海外FXが日本人トレーダーに認知されるようになり10年以上が経過しました。したがって、ほとんどの海外FX業者の評判は、インターネットの掲示板やSNSでわかります。

口座開設前に、良い評判が多いのか、悪い評判が多くないのかはチェックしておきましょう。すべての評判が正しいとは限りませんが、トレーダーの生の声は貴重です。

良い評判が多ければ、ある程度は安心してトレードできます。

4.日本語のサポートが受けられる

一部の海外FX業者には、日本人スタッフや日本語が話せるスタッフが常駐しています。そのため、わからないことや気になったことがあれば、メールやライブチャットで丁寧なサポートが受けられます。

日本語に対応している海外FX業者であれば、安心して利用できるでしょう。

まとめ:海外FXは大損するリスクが抑えられる

海外FXに対して、危険なイメージを持っているかもしれません。しかし、そのすべてが正しいわけではありません。海外FXには追証がないので、むしろ借金のリスクに怯えることなく、トレードができます。

日本人のサポートに力を入れている業者も多いので、安心してトレードができるでしょう。

BigBossは海外FX業者の中でも優良な業者の一つです。

セントビンセントおよびグレナディーン諸島の金融ライセンスを取得しており、最大レバレッジ999倍でトレードできます。また、筆者も日本語サポートを受けましたが、とても丁寧な対応で好感を持てました。

トレーダーからも高い評価を受けている業者なので、ぜひ口座開設してみてはどうでしょうか?

 

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