低スプレッドの海外FX業者を通貨ペア別に比較! 選ぶ際のポイントも解説!
海外FX業者で取引をしたいけど、低スプレッドの業者がなかなか見つからず苦労していませんか?
海外FX業者にもスプレッドの狭い業者はありますが、いくつか選ぶ際のポイントがあります。
そこでこの記事では、
- 海外FXで低スプレッドの口座を選ぶ5つのポイント
- 通貨ペア別にスプレッドを比較
- 低スプレッドで総合的におすすめの業者
について解説します。
この記事を読めば、低スプレッドの口座を提供している業者が見つかります。加えて、どのような基準で取引する口座を選べばよいのかもわかるでしょう。ぜひ最後まで読んでみてください!
茶虎
海外FX歴8年の現役トレーダー兼ライター
国内FXを1年ほど利用していたが、資金的に利用しにくいという理由で海外FXに転身。これまで口座開設した海外FX口座は10種類以上。トレード方針はスイングトレードとEAを使った自動売買。2018年より、ライターとして「FX」「節税」「クレジットカード」など投資・金融ジャンルを中心に200記事以上を執筆。海外投資にも関心があり、投資を行っている。
海外FXで低スプレッド口座を選ぶ5つのポイント!
海外FXには低スプレッドで取引できる口座もあります。ただ、どの業者のどの口座を選べばよいのかよくわからない方もいるでしょう。低スプレッド口座で取引したい方は、以下のポイントをもとに選んでください。
- DD方式やECN方式で取引できる口座を選ぶ
- 通貨ペアの傾向をつかむ
- 早朝は取引しない
- 手数料も把握しておく
- 取引ボーナスがある口座を選ぶ
順番に見ていきましょう!
1.DD方式やECN方式で取引できる口座を選ぶ
海外FX業者で低スプレッドの業者を探している場合、DD方式やECN方式の口座を選んでください。
海外FXで一般的な注文方式はSTP方式とECN方式です。ECN方式の口座は、ボーナスが適用されない代わりにスプレッドを狭くしている業者がほとんどです。
STP方式 | ECN方式 | |
---|---|---|
主な口座 |
|
|
スプレッド※ | 0.9〜2.4pips前後 | 0.3〜1.5pips前後 |
手数料 | スプレッドのみ | スプレッド+手数料 |
ボーナスの適用 | あり | ない |
最低入金額 | 数百円〜数千円前後 | 1万円以上 |
※USD/JPYのスプレッド
ECN方式の口座は手数料がかかりますが、元々のスプレッドが狭いので取引コストは抑えられます。
そして、DD方式と呼ばれる注文方式が採用されている口座も、スプレッドが著しく狭いのが特徴です。海外FXでは取扱が少ないですが、GEMFOREXで採用されています。
まずは、ECN方式やDD方式の口座から低スプレッドの業者を探すようにしましょう。
2.通貨ペアの傾向をつかむ
海外FX業者によってスプレッドの傾向は違います。
例えばLAND-FXは、キウイ円やポンドドルといった通貨ペアのスプレッドは他の業者よりも広がりやすい傾向があります。
しかし、豪ドル円やカナダ円のスプレッドは他の業者よりも狭くなります。このように、FX業者によって、スプレッドが狭い通貨ペアもあれば広い通貨ペアもあるので注意してください。
自分の取引したい通貨ペアのスプレッドが狭い業者を選ぶようにしましょう。
3.早朝は取引しない
低スプレッドで取引したい場合は、早朝の取引は絶対に避けてください。なぜなら、早朝は取引量が激減する時間帯なので、スプレッドが広がりやすいからです。以下はXMのZERO口座のスプレッドです。
※スプレッドが10で1pips
平常時であれば、ドル円のスプレッド(手数料含まない)は0.0pips〜0.3pipsくらいで変動します。
ところが、早朝のドル円のスプレッドは3.4pipsと大幅に広がっています。他の通貨ペアのスプレッドも広がっており、ポンド円に至っては10pips以上です。
このように、早朝の時間帯は取引コストが高くなるため、トレードには向きません。特にスキャルピングやデイトレードの場合、スプレッドが広がりすぎると全く勝てなくなります。
4.手数料も把握しておく
ECN方式の口座では、どの業者も手数料を徴収しています。以下の表は、各業者の取引手数料を比較したものです。
業者 | 手数料※ |
---|---|
BigBoss | 9ドル |
Tradeview | 5ドル |
Axiory | 6ドル |
Titan FX | 7ドル |
LAND-FX | 8ドル |
XM | 10ドル |
※往復1ロットあたり
一番手数料が安いのはTradeviewの5ドル。他方、一番高い手数料はXMの10ドルです。
MT4に表示されている通貨ペアのスプレッドは、あくまでも手数料が含まれていないもの。したがって、実質的な取引コストを確認する場合、表示されているスプレッドに手数料を足して比較します。
当然、手数料が安い業者の方が、スプレッドは狭くなりやすい傾向があります。
5.取引ボーナスがある口座を選ぶ
一部の海外FX業者では取引ボーナスを提供しています。
業者 | 取引ボーナス(1ロットあたり) |
---|---|
BigBoss | 4ドル |
取引ボーナスとは取引をするたびにもらえるボーナスです。取引ボーナスを提供している業者で取引をした場合、実質的なスプレッドも狭くなります。
例えば、ドル円のスプレッドを比較した結果、BigBossが1.3pips、Titan FXが1.1pipsと仮定します。この情報だけでは、Titan FXの方がスプレッドが狭いといえるでしょう。
業者 | BigBoss | Titan FX |
---|---|---|
ドル円のスプレッド | 1.3pips | 1.1pips |
取引ボーナスあり | 0.9pips | 1.1pips |
しかし、BigBossでは往復1ロットの取引をするたびに4ドルのボーナスがもらえます。その結果、BigBossの実質的なスプレッドは1.3pipsから0.4pips(4ドル分)を引いた0.9pipsになるので、Titan FXよりも狭い水準に。
取引ボーナスを提供している業者のスプレッドは、ボーナスも含めた取引コストで判断しましょう。
海外FXのスプレッドを人気の高い通貨ペア別に比較
海外FX業者によってスプレッドの狭さは異なります。海外FX業者のスプレッドは変動しているため、いつも同じとは限りません。
ここからは、クロス円やドルストレートを中心にスプレッドを比較した結果を発表します。低スプレッドの業者を探している場合は、ぜひ参考にしてみてください。
なお、どのFX業者も1ロットあたりの往復手数料を乗せたスプレッドで比較します。
クロス円のスプレッド
まずは、クロス円の中でも日本人に人気が高い通貨ペアのスプレッドを比較してみました。
業者 | USD/JPY | EUR/JPY | GBP/JPY |
---|---|---|---|
BigBoss | 0.9pips | 1.2pips | 1.9pips |
Tradeview | 0.8pips | 0.9pips | 1.3pips |
Axiory | 1.0pips | 1.0pips | 1.6pips |
Titan FX | 1.0pips | 1.0pips | 1.8pips |
LAND-FX | 1.0pips | 1.2pips | 1.6pips |
XM | 1.1pips | 1.6pips | 2.4pips |
GEMFOREX | 0.3pips | 0.6pips | 1.0pips |
※BigBossは取引ボーナス適用後のスプレッド
GEMFOREXやTradeviewのスプレッドが狭いことがわかります。ポンド円はドル円やユーロ円と比べてスプレッドが広がりやすくなります。
クロス円(資源国通貨)のスプレッドを比較
次に、資源国通貨のスプレッドを比較してみました。
業者 | AUD/JPY | NZD/JPY | CAD/JPY |
---|---|---|---|
BigBoss | 1.5pips | 1.8pips | 1.6pips |
Tradeview | 1.0pips | 1.3pips | 1.3pips |
Axiory | 1.4pips | 1.5pips | 1.4pips |
Titan FX | 1.3pips | 1.5pips | 1.4pips |
LAND-FX | 1.1pips | 2.5pips | 1.6pips |
XM | 2.3pips | 3.0pips | 2.3pips |
GEMFOREX | 0.6pips | 1.2pips | 1.3pips |
※BigBossは取引ボーナス適用後のスプレッド
資源国通貨のスプレッドもGEMFOREXやTradeviewが狭い傾向です。ただ、カナダ円やキウイ円については、AxioryやTitan FXも狭いスプレッドで取引できます。
ドルストレートのスプレッドを比較
最後に、世界でも取引量が多いドルストレートのスプレッドを比較しました。
業者 | EUR/USD | GBP/USD | AUD/USD |
---|---|---|---|
BigBoss | 1.2pips | 1.8pips | 1.2pips |
Tradeview | 0.6pips | 0.8pips | 0.8pips |
Axiory | 0.7pips | 1.2pips | 1.1pips |
Titan FX | 0.7pips | 1.2pips | 0.8pips |
LAND-FX | 1.1pips | 1.9pips | 1.1pips |
XM | 1.0pips | 1.4pips | 1.5pips |
GEMFOREX | 0.3pips | 0.9pips | 0.4pips |
※BigBossは取引ボーナス適用後のスプレッド
GEMFOREXやTradeviewが狭いスプレッドを提供しています。また、Titan FXも狭めですね。
低スプレッドでおすすめの業者3選
ここまで各通貨ペアのスプレッドについて比較してきました! そこで低スプレッドでおすすめの業者を3社紹介します!
なお、海外FX業者を選ぶ際は、スプレッド以外の条件も加味して比較しましょう。スプレッドが狭くてもスキャルピングに適していなかったり、レバレッジが低すぎたりすると稼ぎにくくなるからです。
業者 | スプレッド | レバレッジ |
---|---|---|
BigBoss | 狭め | 999倍 |
Tradeview | 極狭 | 200倍 |
Axiory | 狭い | 400倍 |
Titan FX | 狭い | 500倍 |
LAND-FX | 狭め | 500倍 |
XM | 広め | 500倍 |
GEMFOREX | 極狭 | 1,000倍 |
BigBoss
BigBossのスプレッドはやや狭めです。しかし、BigBossのプロスプレッド口座を他の業者と比較すると、以下のような強みがあります。
- 最大レバレッジ999倍
- ボーナスがもらえる
- ストップレベルが0pips
BigBossのプロスプレッド口座は、ECN方式の口座でありながら最大レバレッジ999倍でトレードできます。加えて取引ボーナスや不定期開催の入金ボーナスももらえます。
スキャルピングにも寛容で、全通貨のストップレベルが0pipsです。したがって、低スプレッドかつ利益を出しやすい環境で取引できる口座を探している方にぴったり!
低スプレッドでありながら、ボーナスまでもらえる業者は他にないので、口座開設してみてください!
Tradeview
出典:Tradeview
TradeviewのILC口座はECN方式の中で最もスプレッドが狭いといっても過言ではありません。Tradeviewの強みは以下の3つ。
- cTraderで取引できる
- ストップレベルは0.0pips
- 約定スピードが0.15秒!
Tradeviewはメタトレーダーよりも詳細なテクニカル分析が可能なcTraderを利用できます。さらに、ストップレベルは0.0pipsで約定スピードも高速なので、まさにスキャルピング向きの業者です。
ただし、最大レバレッジが200倍かつボーナスが一切ないので、玄人向けの業者ともいえるでしょう。
GEMFOREX
出典:GemForex
GEMFOREXのノースプレッド口座の注文方式はDD方式です。したがってスプレッドの狭さは、海外FXの中でも群を抜いています。
GEMFOREXの強みは以下の3つ。
- 最大レバレッジ1,000倍
- 入金ボーナスが豪華
- 日本語サポートが手厚い
GEMFOREXに最大レバレッジは1,000倍!
加えて、抽選ではあるものの入金ボーナスも最大1,000%と豪華です。
ただし、スキャルピングは認められているものの、5分以内に連続で取引をする場合は事前にサポートへの連絡が必要です。
加えて、ストップレベルが広いので予約注文がやりにくいでしょう。
まとめ:低スプレッド業者を探しているなら、総合的にBigBossがおすすめ
海外FXでは、ECN方式やDD方式の口座が低スプレッドです。その中でもGEMFOREXやTradeviewはスプレッドの狭さに定評があります。
ただ、スプレッドの狭い業者は、最大レバレッジが低かったり、ボーナスがなかったりするので注意が必要です。低スプレッドかつその他の条件も踏まえると総合的におすすめの業者はBigBoss!
BigBossならプロスプレッド口座でも、最大レバレッジは999倍です。さらに、証拠金が200万円を超えてもレバレッジ555倍で取引できます。加えて、取引をするたびにボーナスがもらえるので、実質的なスプレッドは狭くなります。
スキャルピングをしたい方には自信を持っておすすめできる業者なので、口座開設してみてください!