【2021年版】海外FXのレバレッジを比較!レバレッジが高いほど良いの?
海外FX業者を選ぶ際に1つの基準になるのが、レバレッジの高さです!
では、どの海外FX業者ならレバレッジが高いのでしょうか? また本当に高いレバレッジで取引できるのか不安な方もいるかもしれません。
そこでこの記事では、
- 海外FX業者のレバレッジを比較
- FX業者をレバレッジで選ぶ際の注意点
- レバレッジが高いメリットやデメリット
などについて解説します。
この記事を読めば、海外FX業者のレバレッジだけでなく、レバレッジが高すぎるデメリットについてもわかるはずです。ぜひ最後まで読んでみてくださいね!
茶虎
海外FX歴8年の現役トレーダー兼ライター
国内FXを1年ほど利用していたが、資金的に利用しにくいという理由で海外FXに転身。これまで口座開設した海外FX口座は10種類以上。トレード方針はスイングトレードとEAを使った自動売買。2018年より、ライターとして「FX」「節税」「クレジットカード」など投資・金融ジャンルを中心に200記事以上を執筆。海外投資にも関心があり、投資を行っている。
海外FX業者のレバレッジを比較!どの業者が高いのか?
どの海外FX業者のレバレッジが高いかご存知でしょうか? まずは、日本人トレーダーに人気の高い海外FX業者のレバレッジについてレバレッジの高い順番に解説します。
レバレッジ3,000倍以上の海外FX業者
レバレッジが3,000倍以上の海外FX業者はほとんどありませんが、FBSとTraders Trustは最大レバレッジ3,000倍で取引できる数少ないFX業者です。
FBS
出典:FBS
FBSは最大レバレッジ3,000倍で取引ができるため、資金の少ない方でも一気に資金を増やせる可能性があります。ただし、入金ボーナスを利用した場合は、最大レバレッジ500倍となります。
また、レバレッジ3,000倍が適用されるのは、口座の証拠金が2万円までのケース。証拠金が増えるごとにレバレッジがだんだん低くなります。
口座の証拠金 | 最大レバレッジ |
---|---|
2万円未満 | 3,000倍 |
2万円〜20万円未満 | 2,000倍 |
20万円〜50万円未満 | 1,000倍 |
50万円〜300万円未満 | 500倍 |
300万円〜1,500万円未満 | 200倍 |
1,500万円以上 | 100倍 |
そのため、証拠金が50万円以上になると、ほかの海外FX業者の方がレバレッジが高くなるので注意してくださいね!
Traders Trust
Traders Trustも最大レバレッジ3,000倍で取引できます。レバレッジ3,000倍の条件は2つあります。
- 一部の銘柄のみ(USD/JPYやEURUSDなど主要通貨を中心に33銘柄)
- ロット数による制限
- 口座開設ボーナスを利用した口座は100倍
まず、一部の銘柄のみレバレッジ3,000倍でしか取引できません。ただ、主要通貨のほとんどが対象なので、トレーダー目線から考えてもそこまで困ることはないでしょう。
問題はロット数による制限です。
ロット数 | 最大レバレッジ |
---|---|
1LOTまで | 3,000倍 |
1.01LOT〜5LOTまで | 2,000倍 |
5LOT〜10LOTまで | 1,000倍 |
Traders Trustでは、一部の口座でロット数によりレバレッジが制限されるダイナミックレバレッジを導入しています。
ロット数が少なければ最大レバレッジ3,000倍ですが、ロット数が多くなれば最大レバレッジが下がっていくのです。
表では1,000倍までしか載せていませんが、ロット数が増えれば10LOT、20LOT、50LOT・・・と増えるほどレバレッジはさらに下がります。最終的にロット数が500LOTを超えた場合は、25倍まで下がるので注意してください。
さらに、Traders Trustで口座開設ボーナスを利用した場合、最大レバレッジが100倍に制限されます。
レバレッジ1,000倍以上の海外FX業者
次にレバレッジが1,000倍以上の海外FX業者はGemForexとHotForexの2社。どのような条件なのか見ていきましょう。
GemForex
出典:GemForex
GemForexは、オールインワン口座もノースプレッド口座もレバレッジ1,000倍で取引が可能です。スプレッドが狭い口座の場合、最大レバレッジの対象に含まれないことも多いですが、GemForexにはそのような制限はありません。
ただし、証拠金が200万円を超えるとレバレッジが500倍に制限されるので注意してくださいね!
HotForex
出典:HotForex
HotForexのレバレッジ1,000倍の条件は3つ。
- マイクロ口座のみ
- 口座残高3,000万円まで
- 1つの口座でのロット数が7LOTに制限
HotForexでは、さまざまな種類の口座が提供されていますが、レバレッジ1,000倍で取引ができるのはマイクロ口座のみです。
さらに、1つの口座でのロット数が7LOTまでとされているので、大量ロットで大きく稼ぐのは難しいでしょう。
レバレッジ500倍以上の海外FX業者
続いてレバレッジ500倍以上の海外FX業者は以下の4社です。
- BigBoss
- XM
- Tradeview
- Titan FX
順番に解説しますね!
BigBoss
BigBossは最大レバレッジ999倍で取引が可能で、スタンダード口座だけでなくスプレッドが狭いプロスプレッド口座も対象。
ただし、証拠金が200万円を超えるとレバレッジは555倍に制限されます。さらに、以下の3通貨とCFDは50倍のレバレッジに固定されるので注意してください。
- USD/RUB
- USD/TRY
- USD/ZAR
とはいえ、証拠金が200万円を越えた場合も、ほかの業者と比べてレバレッジが極端に下がらないので使いやすいFX業者といえます。
XM
出典:XM Trading
XMの最大レバレッジは888倍です。XMでレバレッジ888倍でトレードする際の注意点は2つ。
- ZERO口座は500倍まで
- 証拠金が200万円を超えると200倍に制限される
XMで提供される3つの口座のうち、マイクロ口座やスタンダード口座であれば、最大レバレッジ888倍でトレードできます。ところが、スプレッドが狭いZERO口座を利用した場合は、500倍に制限されます。
また、証拠金が200万円を超えるとレバレッジが200倍まで下がるので注意しましょう。
Tradeview
出典:Tradeview
Tradeviewの最大レバレッジは500倍です。ただし、500倍のレバレッジが適用されるのはXレバレッジ口座のみ。また、証拠金が1,000万円を超えると100倍まで下がります。
Titan FX
出典:Titan FX
Titan FXの最大レバレッジも500倍!
Titan FXのレバレッジは他社と比較しても高いわけではありません。しかし、証拠金がいくら増えてもレバレッジ制限が一切かからないのが最大の強みです。
そのため、証拠金が1,000万円を超えているのであれば、Titan FXでトレードした方が高いレバレッジで取引できるでしょう。
レバレッジ400倍以上の海外FX業者
次にレバレッジが400倍以上の海外FX業者はiFOREXとAxiory! それぞれどのような条件があるのか見ていきましょう。
iFOREX
出典:iFOREX
iFOREXの最大レバレッジは400倍ですが、残高や取引量による制限がありません。そのため、証拠金が多いトレーダー向けの海外FX業者といえます。
Axiory
出典:Axiory
Axioryの最大レバレッジも400倍!
最大レバレッジは低いものの、レバレッジが制限されるのは証拠金が1,000万円を越えてからです。さらに、1,000万円を越えた際のレバレッジも300倍なので、他社よりも高いレバレッジで取引できます。
海外FXをレバレッジで選ぶ際の注意点
海外FX業者はレバレッジが高いほどメリットは大きいでしょう。
しかし、ホームページなどに記載されているレバレッジが高いほど良いというわけではありません。レバレッジでFX業者を選ぶ際には、いくつか注意点があるので把握しておきましょう。
証拠金が増えるとレバレッジが下がる海外FX業者が大半
ほとんどのFX業者は証拠金が増えるのに合わせてレバレッジが下がります。レバレッジが下がりやすい一つの基準が200万円!
また、レバレッジが異常に高いFX業者では、証拠金が数万円〜数十万円になっただけで、レバレッジが下がり始めるので注意しなければなりません。加えて、取引する際のロット数でレバレッジを制限しているFX業者もあります。
通貨ペアや商品によってレバレッジが変わる
海外FX業者ではFXだけでなく、CFDや仮想通貨の取引もできます。ただ、最大レバレッジが適用されるのはFXのみの業者がほとんどです。
たとえば、FBSで最大レバレッジ3,000倍の対象に含まれるのは、FXのみ。ほかの商品については口座残高に関わらず制限されるので注意しましょう。
FX以外の商品を取引する場合は、公式サイトでよく確認をしておくべきです。
口座によりレバレッジが異なるケースもある
多くの海外FX業者では、最大レバレッジが適用される口座とそうでない口座があります。たとえば、HotForexではマイクロ口座のみがレバレッジ1,000倍!
ゼロスタンダード口座とプレミアム口座で適用されるレバレッジは最大500倍です。特に、スプレッドの狭いECN方式の口座は最大レバレッジが適用されないケースが多くなります。
突発的なニュースなどで一時的にレバレッジが制限されることも
海外FXに限らず、以下のような突発的なニュースやイベントが起きると、一時的にレバレッジが制限されます。
- 2016年の英国のEU離脱是非を問う国民投票
- 2019年のイギリス総選挙
- 2016年および2020年の米国大統領選挙
さらに、レバレッジ制限の対象には、新規だけでなく既存のポジションも含まれます。レバレッジが制限されると、必要証拠金が増えるため、強制ロスカットのリスクも増えてしまうのです。
レバレッジが高い海外FX業者で取引する2つのメリット
ここからは、最大レバレッジが高い海外業者で取引するメリットについて見ていきましょう。
資金が少なくても大きく稼げる可能性がある
レバレッジが高ければ資金が少なくても大きく稼げる可能性があります。なぜなら、必要証拠金が少なくなるので、保有できるロット数を増やせるから。保有できるロット数が増えるほど、勝った時の利益も多くなります。
証拠金を圧迫しない
レバレッジが高いと、必要証拠金が証拠金を圧迫しにくくなります。レバレッジ100倍と1,000倍の業者では強制ロスカットされる基準も異なるのです。
証拠金が11万円、1ドル100円のときに1LOT取引したケースで考えてみましょう。
レバレッジ | 上昇した場合のロスカット価格 | 下落した場合のロスカット価格 |
---|---|---|
100倍 | 100.78円 | 99.22円 |
1,000倍 | 101.08円 | 98.92円 |
このように、レバレッジ1,000倍の方がロスカットまでの価格が遠いことがわかります。
レバレッジが高い海外FX業者で取引するデメリット
レバレッジが高い海外FX業者にもデメリットはあるので把握しておきましょう。
大損するリスクも高い
レバレッジが高ければ大損するリスクも増加します。その理由は、証拠金に見合わないロットでポジションを持てるので、負けた場合の損失も多くなるからです。
レバレッジが高い業者でトレードする際は、ハイリスク・ハイリターンにならないようにしてください。
スプレッドなど取引環境が良くないケースもある
最大レバレッジが高いFX業者では、レバレッジが高くない業者よりも取引環境に力を入れてないことがあります。そのため、スプレッドが広がりやすかったり、約定率が悪かったりする可能性もあるのです。
スキャルピングやデイトレードのようにスプレッドの狭さが勝敗を左右するケースでは、レバレッジだけでFX業者を選ばないようにしましょう。
レバレッジが高すぎない海外FX業者がおすすめ!
海外FXは、国内FXのように法律でレバレッジを制限されるとは限りません。ハイレバレッジでトレードすれば、利益も増やしやすくなる代わりに大損するリスクも出てきます。
また、証拠金による制限をあまり受けない業者を選ぶことも重要です。
レバレッジが高すぎず、証拠金による制限も少ない業者を探しているのであれば、BigBossがおすすめ!
BigBossならスプレッドが狭い口座でも最大レバレッジ999倍で取引できます。また証拠金が200万円を越えても他社よりも高いレバレッジで取引可能。スプレッドの狭さも言うことなしなので、ぜひ口座開設してみてはどうでしょうか?