海外FXで使用できるおすすめのインジケーター3選! MT4への設定方法も解説!
海外FXでトレードする際に必要なツールがインジケーターです。ただ、これからFXを始めようと考えている方は「どのインジケーターを使えば良いのか」「インジケーターの導入方法がわからない」と悩んでいるのではないでしょうか?
そこでこの記事では、
- インジケーターの種類
- インジケーターの導入方法
- おすすめのインジケーター
について解説します。
この記事を読めば、インジケーターを使ったことがない方でも、どのインジケーターを使えば良いのかわかります。導入手順についても解説するので、ぜひ参考にしてみてくださいね!

茶虎
海外FX歴8年の現役トレーダー兼ライター
国内FXを1年ほど利用していたが、資金的に利用しにくいという理由で海外FXに転身。これまで口座開設した海外FX口座は10種類以上。トレード方針はスイングトレードとEAを使った自動売買。2018年より、ライターとして「FX」「節税」「クレジットカード」など投資・金融ジャンルを中心に200記事以上を執筆。海外投資にも関心があり、投資を行っている。
インジケーターの種類
インジケーターとは、テクニカル分析に使うツールのこと。チャート上に表示することで、大まかな値動きの傾向をつかんだり、エントリーや決済のタイミングを図ったりするのに使用します。
海外FXの取引ツールであるMT4では、あらかじめ内蔵されているインジケーターがあります。また、インターネットで販売・配布されているインジケーターをダウンロードして使用可能です。
インジケーターは大きく分けると以下の3種類。
- トレンド系
- オシレーター系
- ボリューム系
それぞれのインジケーターについて詳しく見ていきましょう。
1.トレンド系
トレンド系のインジケーターを使えば、トレンド相場において、以下の2点が把握しやすくなります。
- 現在のトレンドが上昇しているのか下降しているのか?
- トレンドの勢いが強いのか弱いのか
そのため、トレンド相場の継続性についても判断できるでしょう。主なトレンド系インジケーターは以下の通り。
- 移動平均線
- ボリンジャーバンド
- 一目均衡表
- パラボリック
トレンド系のインジケーターを使えば、トレンド相場に乗りながら利益を大きく増やすのも夢ではありません。使用頻度も高いので、必ず一つは使いたいですね!
2.オシレーター系
オシレーター系は、現在の価格の買われすぎや売られすぎなど過熱感を判断できます。相場の値動きは、トレンド相場よりもレンジ相場のように一定の値幅間で動き続けるケースがほとんどです。
このような相場で、オシレーター系のインジケーターを使えば、高値で売って安値で買い、安値で買って高値で売るトレードができるようになります。
オシレーター系の主なインジケーターは以下の通り。
- MACD
- RSI
- RCI
うまく使えば、高勝率のトレードが実現できるでしょう。
3.ボリューム系
ボリューム系のインジケーターは、トレーダーの出来高をチャート上に表示できます。トレンドの発生直後にエントリーしたければ、出来高を見るのがおすすめです。
出来高 | トレンドの継続性 |
---|---|
大きく増加 | 継続しやすい |
あまり増加していない | 継続しにくい |
例えば、上昇トレンド発生と同時に出来高が大きく増加していれば、トレンドが長く継続する可能性が高くなります。
一方、上昇しているにも関わらず、出来高があまり増加していなければ、すぐに反転するかもしれません。このように、ボリューム系のインジケーターは、トレンドのだましを見破るツールとして利用できます。
インジケーターの導入方法
インターネット上にあるインジケーターを導入すれば、自分の好きなルールで売買できます。しかし、インジケーターの導入方法がわからず、悩んでいる方も多いのではないでしょうか?
そこで、インジケーターの導入手順を解説します。
- インジケーターを手に入れる
- インジケーターをダウンロードし、MT4にログイン
- データフォルダにインジケーターを入れる
- インジケーターの設定を行う
- MT4やMT5上で動かしてみる
順番に解説しますね!
1.インジケーターを手に入れる
まずは、インターネット上のサイトでインジケーターを手に入れましょう。GogojungleやMQL5コミュニティなどから無料あるいは有料で入手可能です。
他にも、個人のトレーダーが運営しているサイトやFX関連の掲示板でインジケーターを無料配布しています。
2.インジケーターをダウンロードし、MT4にログイン
入手したインジケーターを、自分のパソコンにダウンロードしましょう。そして、MT4にログインしたらファイル→データフォルダを開くの順番でクリックしてください。
3.データフォルダにインジケーターを入れる
続いて、上の画面になるので、MQL4をクリックします。
次にImdocatorsをクリックしてください。
インジケーターのファイル(末尾にex4とある)を上の画面の空白にコピー&ペーストします。完了したらこの画面は閉じても大丈夫です。
4.インジケーターの設定を行う
インジケーターをデータフォルダーに入れると、上の画面のナビゲーターにダウンロードしたインジケーターが入っているはずです。もし入っていなければ、一旦MT4を再起動して、確認しましょう。
インジケーターをチャート上にドラッグすると以下の画面になります。
基本的には、そのまま「OK」をクリックすれば問題ありません。ただ、条件を設定したい場合は、パラメーターの入力をクリックしてください。
5.MT4やMT5上で動かしてみる
「OK」を押した後は、チャートにインジケーターが表示されます。
おすすめのインジケーター3選
MT4に内蔵されているインジケーターよりも、インターネット上で配布されているインジケーターを導入したいと考える方は少なくありません。そこで、筆者が利用したことがあるおすすめのインジケーターを3つ紹介します。
- JPN_Time_SubZero
- Alert SMA-EMA CrossOver
- TDシーケンシャル
どのようなインジケーターなのか詳しく見ていきましょう!
1.JPN_Time_SubZero
「JPN_Time_SubZero」とはMT4やMT5の時間を日本時間に変えてくれるインジケーターです。筆者は、トレードの過去検証をする時によく使いました。
MT4やMT5の時間は海外の時間なので、使いにくさがありますが、このインジケーターならトレードもやりやすくなります。
ネット上で無料配布されており、このページからダウンロードできます。ダウンロードしても、下側に表示してくれるので、チャート分析の邪魔になりません。
2.Alert SMA-EMA CrossOver
「Alert SMA-EMA CrossOver」は、移動平均線のゴールデンクロスとデッドクロスのタイミングがわかるインジケーター!
ゴールデンクロスやデッドクロスを目視で確認しようとしても、きちんとクロスしているかわからないケースがあります。
また、クロスが出現するまでの間にチャートとにらめっこしていては、仕事や家事など他のことが一切できなくなるでしょう。
しかし、「Alert SMA-EMA CrossOver」は、ゴールデンクロスやデットクロスが出たら矢印を表示してくれます。
さらに、アラート機能がついているので、クロスした時点でメールにも通知が届きます。そのため、目視で探すよりもトレードが簡単になるのです。
3.TDシーケンシャル
TDシーケンシャルは、アメリカのチャーティストであるトム・デマークが開発したインジケーター! 日本では、投資家の西原宏一氏が使用していることで知られています。
TDシーケンシャルを使いたければ、アメリカの大手総合情報サービス「ブルームバーグ」に年間200万円以上支払わなければなりません。ただ、無料版ならGogojungleからダウンロードできます。
TDシーケンシャルを使用すれば、相場の天井や底をつかみやすくなります。
数字の意味 | 値動きの傾向 |
---|---|
9 | 小反転しやすくなる |
13 | 反転しやすくなる |
TDシーケンシャルは、筆者も使用したことがありますが、使い方次第で高い勝率になります。
筆者の知り合いのトレーダーは、200個以上のインジケーターを使ったことがありますが、このインジケーターはトップクラスの成績だとおっしゃっていました。
インジケーターを使いこなす3つのコツ
インジケーターを使えば、トレードの判断はしやすくなりますが、絶対に勝てるようになるわけではありません。そのため、インジケーターを上手く使いこなす必要があります。
- 既存のインジケーターでも十分
- 複数のインジケーターやテクニカル指標を組み合わせて勝率を上げる
- 上位足を確認してからエントリーする癖をつける
詳しく解説しますね!
既存のインジケーターでも十分
まず、インジケーターは、MT4に入っている既存のインジケーターでも十分勝てる可能性があります。というのも、そもそも、既存ではないインジケーターを使っても、勝てないケースはよくあるから。
むしろ、既存のインジケーターは、多くのトレーダーから長年使われ続けてきた実績があるものばかりです。筆者も珍しいものより既存のインジケーターを使用する頻度が高いです。
複数のインジケーターやテクニカル指標を組み合わせて勝率を上げる
インジケーターを使えば、チャート分析がやりやすくなります。ただ、単体で使った場合、勝率の低さに悩まされます。そのため、複数のインジケーターを併用して使いましょう。
複数のインジケーターが同じ売買方向を示唆していれば、シグナル通りの値動きになる可能性が高くなります。だましによる損切りもある程度避けられるので、2つ以上のインジケーターを併用しましょう。
上位足を確認してからエントリーする癖をつける
インジケーターを使って勝つためには、上位足の値動きを確認してからエントリーした方が、勝率が上がります。なぜなら、下位足は上位足の値動きに引っ張られる習性があるから。
特に、トレンド相場中は、その傾向が顕著になります。
上位足の値動き | 下位足(エントリーする足)の傾向 |
---|---|
上昇トレンド | 上昇するケースが多い |
下降トレンド | 下落するケースが多い |
インジケーターのシグナルだけでエントリーするのではなく、上位足の値動きと同じ方向のシグナルのみエントリーした方が利益を上げやすくなります。
まとめ:海外FXで稼ぐためにはインジケーターは必須のツール
インジケーターは、トレードで稼ぐためには必須のツールです。インジケーターを使えば、エントリーや決済のタイミングを図れます。また、チャートを見た時の景色も間違いなく変わるでしょう。
そして、お気に入りのインジケーターを見つけたら、海外FX業者の口座を開設してさっそくトレードしてみてはどうでしょうか?
特に、おすすめの海外FX業者はBigBossです。
BigBossなら、入金ボーナスがあるので、資金が少ない方でも証拠金が多い状態でトレードを始められます。日本語でのサポートも受けられるので、ぜひ口座開設してみてはどうでしょうか?