【入門者必見】海外FXの注意点は4つ!国内FXと比較しながら解説
「海外FXに興味があるけど、このまま口座開設して大丈夫かな?」
「国内FXと何が違うの?」
海外FXを始めるにあたって気になるのが、「海外FXの注意点」です。もし注意点を理解しておかなければ、思わぬトラブルに遭ったり、国内FXよりも損をしたりするかもしれません!
そこでこの記事では、
- 国内FXと海外FXの違い
- 海外FXの口座開設前に知っておきたい注意点
などについて解説します。
この記事を読めば、海外FXの注意点を理解でき、口座開設をするべきか否かの判断がつきます!
かせあきら
海外FX歴8年の現役トレーダー兼ライター
国内FXで取引を始めるも、2016年の「イギリスEU離脱選挙」「アメリカ大統領選」で約定力の低さが原因で2度の大負けを経験。しかし某有名ブロガーの教えで、約定力の高い海外FXに行き着く。トレードスタイルはスイング~ポジション。2020年からライターとして「FX」「クレジットカード」「格安sim」など、お金に関する記事を中心に執筆。海外FX関連なら200記事以上の実績がある。
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国内FXと比較!海外FXの注意点は4つ
海外FXの注意点を、国内FXと比較して理解することは大切です。なぜなら海外FXと国内FXには、明確な違いがあるからです。
【海外FXと国内FXの違い】
違い | 海外FX | 国内FX |
出金方法 | 複雑 | 銀行と連携していれば楽 |
税金 | 5~45% | 一律20.315% |
金融庁への登録 | なし | あり |
スプレッド | 広い | 狭い |
海外FXの注意点は、以下の通り。
【海外FXの注意点】
- 出金方法が複雑
- 税金が高い
- 金融庁への登録がない
- スプレッドが広め
ここからしっかりと、海外FXの注意点を理解していきましょう!
注意点1:出金方法が複雑
国内FXは金融機関と連携しているケースが多いため、同じグループ内の企業同士ならカンタンに出金できます。例えば楽天証券の「マネーブリッジFXらくらく出金」を利用すれば、「楽天FX口座」から「楽天銀行口座」へ手数料無料でダイレクトに出金できます。
【マネーブリッジFXらくらく出金※1】
対応銀行 | 楽天銀行 |
手数料 | (楽天証券が負担) |
出金の反映 | ※2 |
申込 | 必要 |
ツール |
|
特徴 | 楽天FX取引画面の「FXらくらく出金」専用ページから振込指示を行なうことで、原則当日中に楽天銀行の普通預金口座へ振込できるサービス |
- ※1「FXらくらく出金」は、楽天銀行との口座連携サービス「マネーブリッジ」への事前登録が必要。またメンテナンス時間や、平日15:30~翌0:05ではサービス利用不可。
- ※2総合取引口座預り金の余力状態によっては、利用が制限される場合がある。
しかし海外FXには、出金方法にいくつものルールが存在するため、国内FXよりも複雑です。例えば海外FXのXMでは、以下のような出金ルールを設けています。
【XMの出金ルール】
- ご入金頂いた金額までは、入金頂いた方法と同一の方法でご出金頂く必要がございます。
- 複数の入金方法によってXMの取引口座に資金をご入金頂いた場合、出金方法の優先順位を設けています。
優先順位は、
①クレジットカード/デビットカード
②オンラインウォレット(bitwallet、STICPAY、BXONE)
③国内銀行送金(日本)
となります。
- トレードで得た利益を出金頂く場合は、利益分の出金が可能な銀行送金をご利用頂く必要があります。
- 銀行送金による出金時にXMが負担するのは送金元銀行にて発生する手数料のみとなり、お客様の受取銀行や中継時に発生する手数料はいずれもお客様負担となります。
- 国内送金にて出金手続きを行った場合、決済代行会社を経由するため、40万円未満の出金の場合は、決済代行手数料2,500円がお客様負担となります。
上記ルールをまとめると、以下の通り。
- 利益を出金したければ、入金方法と同じ方法で同額まで出金する
- 出金方法には優先度がある
- 利益出金は「銀行送金」のみ
- 利益出金で「手数料2,500円~」が発生する
なぜ海外FXがルールを設定しているかというと、FX業界全体で蔓延しているマネーロンダリング(犯罪資金を架空口座や他人口座へ送金し、出所を分からなくさせること)が原因です。
FX口座は、取引目的を装ってマネーロンダリングに利用されることが多く、上記の画像の通り、近年では日本国内だけでも増加傾向です。そのため海外FXも対策に乗り出しており、その一環として「出金ルールの徹底」を行っています。
【マネーロンダリング対策で出金ルールを徹底している海外FX業者】
- BigBoss
- GEMFOREX
など、他多数。
特にGEMFOREXでは、下記の通り「アンチマネーロンダリングポリシー」を明言していることから、今後ますます犯罪行為への対策を強める見通しです。
GEMFOREXのアンチマネーロンダリングポリシー
金融会社は、AMLの法律やその他の規制を受けているため、GEMFOREXは、マネーロンダリング(以下ML)の法的要件を遵守することの重要性と意欲を表明し、その目的を達成するために、欧州連合(EU)の法律で要求される方針と措置を採用しました。
海外FXを利用するなら、出金方法が複雑であることを理解しておく必要があります。
注意点2:税金が高い
海外FXは国内FXと比較して、税金が高いという欠点があります。なぜなら海外FXには「総合課税(超過累進課税)」が適用されるため、利益が多くなれば多くなるほど、税金が上がる仕組みだからです。
【海外FXと国内FXの税金の違い】
海外FX | 国内FX | |
所得区分 | 雑所得 | 先物取引に係る雑所得等 |
税区分 | 総合課税(超過累進課税) | 申告分離課税 |
税率 | 5~45% 累進課税(所得が上がれば上がる程、税率も上がる) |
一律20.315%(※所得税15.315%+地方税5%) |
※所得税は「復興特別所得税:0.315%(=所得税15%×2.1%)」を含む。復興特別所得税は「2037年12月31日」まで適用。
海外FXと国内FXの税率の違いは、以下の通り。
【海外FXと国内FXの税率】
海外FX | 国内FX | |||
所得 (年収+FX年間利益) |
所得税 | 住民税 | 合計税率 | |
195万円以下 | 5% | 10% | 15% | 一律20.315% |
195超~330万円以下 | 10% | 20% | ||
330超~695万円以下 | 20% | 30% | ||
696超~900万円以下 | 23% | 33% | ||
900超~1,800万円以下 | 33% | 43% | ||
1,800超~4,000万円以下 | 40% | 50% | ||
4,000万円超 | 45% | 55% |
上表から海外FXでは、所得(年収+FX年間利益)が増えれば増えるほど、所得税は高くなります。そのため所得(年収+FX年間利益)が330万円を超えると、
海外FX:30% > 国内FX:20.315%
となり、海外FXの方が税金は高くなります。
ただし所得(年収+FX年間利益)が330万円以下なら、税率は、
海外FX:20% < 国内FX:20.315%
となり、海外FXの方が税金は低くなります。つまりFXをやり始めて利益額が少なくなりそうなら、海外FXで取引しましょう!
注意点3:金融庁への登録がない
金融庁は、FX業者に「金融商品取引法」の登録を義務付けています。なぜなら出金拒否や口座凍結などの問題が発生したとき、解決のための介入が難しいからです。
外国為替証拠金取引は、金融商品取引法の登録を受けた業者でなければ行うことができません。
(中略)
無登録業者と取引した場合は、トラブルが生じても無登録業者への追及は極めて困難です。
【国内FXと海外FXの金融庁への登録状況】
FX業者 | 金融庁への登録 |
国内FX | あり |
海外FX | なし |
海外FXを利用するなら、問題が起きたときに自力で解決する必要があります。
では「海外FXは金融庁へ登録していないから、安全ではないのか?」と言ったら、そうではありません。なぜなら海外FXも、外部機関から「金融ライセンス」を取得して、自社の安全性を証明しています。ですので海外FXで口座開設するなら、どんなライセンスを取得しているか確認してから行いましょう!
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注意点4:スプレッドが広め
海外FXは国内FXに比べ、スプレッドが広くなりがちです。理由は、それぞれの取引方式にあります。
【国内外FX業者のスプレッド】
通貨ペア | 国内FX業者 | 海外FX | ||
外為どっとコム証券 | DMM FX | XM | BigBoss | |
USD/JPY | 0.2pips | 0.2pips | 1.6pips | 1.7pips |
EUR/JPY | 0.4pips | 0.5pips | 2.3pips | 1.2pips |
EUR/USD | 0.3pips | 0.4pips | 1.7pips | 1.7pips |
GBP/JPY | 0.6pips | 1.0pips | 3.6pips | 1.9pips |
【国内FXと海外FXの取引方式】
FX業者 | 取引方式 | 特徴 |
国内FX | DD方式 | FX業者がユーザー注文を保留し、他ユーザーの反対注文と約定させる取引方式 |
海外FX | NDD方式 | 投資家からの注文を直接インターバンク市場(銀行間だけで取引を行う市場)へ流して約定させる取引方式 |
国内FXが採用している「DD方式」では、業者がユーザー注文を保留して、
- 近い価格で出している他ユーザーの注文と約定
- 業者自身が反対注文を出して約定
を行っています。そのため、国内FXはスプレッドを狭くすることができます。
対して海外FXが採用している「NDD方式」では、インターバンク市場へユーザー注文を流すだけなので、スプレッドの広さに関係なく約定します。そのため、どうしても国内FXよりもスプレッドが広くなりがちになります。
ですのでスプレッドが気になる方は、国内FXを選ぶか、スプレッドができるだけ狭い海外FXを選びましょう!
まとめ:注意点を知れば誰でも回避できる
ここまで海外FXで知っておくべき注意点を、4つ紹介しました。
海外FXの注意点は、地雷のようなものです。どこにどんな地雷があるのか把握できれば、後は踏まないようにするだけで誰でも回避できます。むしろ海外FXには、国内FXにはない魅力がたくさんあります! ですので注意点を把握できた自信があれば、海外FXで口座開設をしましょう!
もしまだ海外FXで口座を開設していなければ、BigBossがオススメです!
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