海外FXで経費にできるものとは?経費に計上する際の注意点も2つ紹介!

「海外FXにかかる税金を減らしたい!」

「海外FXの経費にできるものって、何だろう?」

海外FXはやり方次第で大きな利益が見込めますが、稼ぎだすとネックになってくるのが高い税金です。そのため、できるだけ周りにあるものを経費計上して、税率を少なくしたいところです。

しかし経費と言っても、どんなものが経費にできるか分かりませんよね?

そこでこの記事では、

  • 海外FXで経費にできるもの
  • 経費計上する際の注意点

などについて解説します。

この記事を読めば、海外FXで経費できるものから注意点まで理解でき、税金を減らすことができます!

この記事を書いた人

かせあきら
海外FX歴8年の現役トレーダー兼ライター

国内FXで取引を始めるも、2016年の「イギリスEU離脱選挙」「アメリカ大統領選」で約定力の低さが原因で2度の大負けを経験。しかし某有名ブロガーの教えで、約定力の高い海外FXに行き着く。トレードスタイルはスイング~ポジション。2020年からライターとして「FX」「クレジットカード」「格安sim」など、お金に関する記事を中心に執筆。海外FX関連なら200記事以上の実績がある。


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海外FXの税率は必要経費で低くできる

海外FXでは、確定申告で経費計上しないと、税率が最大で55%もかかってしまいます。なぜなら海外FXの税金は、「雑所得」という区分に入るからです。

【海外FXの税金】

税金 海外FX
所得区分 雑所得
税区分 総合課税(超過累進課税)
税率 15~55%
累進課税(所得が上がれば上がる程、税率も上がる)

海外FXの税率は、累進課税(所得が上がれば上がる程、税率も上がる)なので、所得(年収+FX年間利益)が大きくなるにしたがって、ドンドン上がる仕組みです。

【海外FXの税率】

所得
(年収+FX利益)
所得税 住民税 合計税率
195万円以下 5% 10% 15%
195~330万円以下 10% 20%
330~695万円以下 20% 30%
695~900万円以下 23% 33%
900~1,800万円以下 33% 43%
1,800~4,000万円以下 40% 50%
4,000万円超 45% 55%

上記の通り、海外FXの税率は、所得に応じて15~55%の間で変化します。もし所得が、中央値(所得を大きい順に並べた時の中央の値)や平均値だったら、税率はどうなるか見てみましょう。

所得の平均値と中央値
出典:厚生労働省

【所得が中央値・平均値での海外FXの税率】

所得 税率
中央値 437万円 30%
平均値 552万円

つまり皆さんの所得が、中央値や平均値だと、税率は30%もかかってしまいます。

海外FXの税金は、雑所得で計算されますが、その計算式は以下の通り。

総収入金額 – 必要経費 = その他の雑所得

出典:国税庁

上記の式にある「必要経費」にできるものは、以下の通り。

必要経費に算入できる金額は、次の金額です。

(1) 総収入金額に対応する売上原価その他その総収入金額を得るために直接要した費用の額
(2) その年に生じた販売費、一般管理費その他業務上の費用の額

出典:国税庁

つまり、上記の(1)の「総収入金額を得るために直接要した費用の額」に該当するものが、海外FXの経費の対象にできます。

そのため必要経費にできるものが多ければ多いほど、税金を低く抑えることができるのです。

海外FXの経費にできるもの6点

海外FXの経費にできるものは、以下の通りです。

【海外FXの経費にできるもの】

  1. 書籍・商材代
  2. セミナー・講習代
  3. 通信費
  4. VPS使用料
  5. 入出金手数料
  6. パソコン代・家賃

経費1 書籍・商材代

FXの知識を増やすために購入した書籍や商材代は、タイトルや内容が明らかにFXのものであれば、経費にできる可能性が高いです。そのため、これらを経費にするなら以下のポイントを押さえておきましょう。

【書籍・商材代を経費にするためのポイント】

  • タイトルに「FX」と記載されたものを選ぶ
  • 内容もFXの比重が多いものを選ぶ

もし「サラリーマンでも出来る副業10選」というタイトルの本でも、FXの内容が少ないと無理なケースがあります。仮に「副業でFXがオススメできます」と書いてあっても、FXの記述量が全体の1/10程度だったら、経費として認められにくいからです。

そのため、できるだけFX中心の内容のものを選んで購入しましょう。

経費2 セミナー・講習代

海外FXの勝率や手法を学ぶために、FXのセミナーや講習でかかった費用も経費にできます。なぜなら、FXを学ぶために参加した」という目的がはっきりしているため、経費として認められやすいからです。

経費として認められやすくするために、以下のポイントを押さえると良いでしょう。

【経費として認められやすくするためのポイント】

  • 参加したセミナーや講習でもらったパフレット
  • 内容をメモしたノート

また、以下のモノも経費にできますので、覚えておきましょう!

【他に経費にできるモノ】

  • セミナーや講習に参加するために支払った交通費
  • セミナー後の懇親会の費用

経費3 通信費

海外FXをするために発生したインターネットやスマホなどの通信費は、一部なら経費にできるかもしれません。というのも、パソコンやスマホなどはプライベートで使うことも多いため、どの程度FXに使ったかの線引きが難しいからです。

その場合、家事按分(かじあんぶん:支出がプライベートと事業用で混合していた場合、事業用の分を比率で計上すること)という考え方があります。

つまり、家事按分でパソコンやスマホのFXのためのネット利用がどれほどの割合になっているかを証明できれば、その割合分だけ経費にできます。

証明方法としては、FXの取引履歴に時間が記載されています。これを利用して、どれ程の時間をFXで使っていたかを証明すればいいでしょう。

経費4 VPS使用料

VPSとは、Virtual Private Server(仮想専用サーバー)の略で、ネットワーク上にあるパソコンでソフトウェアを動かせるサービスのこと。VPSを利用することで、パソコンの故障や停電を気にせずに自動売買が行えますが、使用料が発生します。

このVPSの使用料は、経費にすることができます。なぜなら、FXの自動売買用として使用しているからです。

例えば、海外FXのVPSでよく利用される業者は以下の通り。

【海外FXのVPS業者】

  • VULTR
  • Beeks
  • お名前.com

特に「お名前.com」は、「FX専用VPS」と公式サイトで掲載しています。そのため、FXとして使っていることを証明しやすいメリットがあります。

お名前.comのトップページ
出典:お名前.com

→海外FXの自動売買のメリットや注意点を知りたい方はコチラ!

経費5 入出金手数料

海外FXを利用していると入出金手数料が発生しますが、経費にできます。なぜなら、海外FXをするために入出金したのですから、FXのために利用したのが明白だからです。

そのため、入出金の日時と発生した手数料が分かる履歴を印字して、確定申告の時に、資料として添付しておきましょう。そうすれば説得力が増すので、経費として認められやすくなります。

経費6 パソコン代・家賃

海外FXをやるために購入したパソコン代や、借りているアパートなどの家賃も経費にできます。

パソコン代は、購入代金によって計上方法が変わります。

【パソコン購入金額と計上方法】

パソコン購入金額 耐用年数 計上方法 計上金額
10万円未満 業務の用に供した年分 一括計上 全額
10万円以上~20万円未満 3年 減価償却 購入金額の3分の1ずつ
20万円以上 4年 減価償却 購入金額の4分の1ずつ

家賃は、家族との生活スペースなのか、そうでないかの判別が難しいため、全額を経費にするのは困難です。そのため、「FX専用部屋」など、明らかにFXにしか使っていない部屋を用意することで、その部屋の広さの分だけ経費にできます。

さらに詳しく知りたい方は、下記の記事を参考にしてください。

→パソコン代と家賃の計算例と注意点はコチラ!

海外FXで経費にする時の注意点は2つ

海外FXで経費にする時の注意点は、以下の通り。

【海外FXの経費の注意点】

  1. 場合によって経費として認められないこともある
  2. レシートなどがあれば経費として認められやすい

注意点1 場合によって経費として認められないこともある

税金の厄介な所ですが、税務署に認められなければ経費にできません。なぜなら税金は法律が絡む問題ですので、法律の解釈によってOKだったり、ダメだったりと判断が分かれるからです。

例えば税務調査(税務署が申告内容が正しいかどうかを調査すること)のときに、調査に来た税務官によって判断が異なります。前回来た調査官はOKを出したとしても、今回来た調査官はNGを出すこともあるくらいです。

そのため、どんな調査官がやって来ても、なぜ経費にしたのかをきちんと説明できることが必要です。

注意点2 レシートなどがあれば経費として認められやすい

経費として認めてもらうには、FXに使ったという証拠があるのが一番です。その証拠として一番有効なのが、レシートです。なぜならレシートには、経費として申請するときに必要になる「品目」や「日付」がハッキリと記載されているからです。

領収書でもOKですが、こちらは「品目」や「日付」の記載がない場合があります。記載がない場合は、何に使ったか後で分かりやすくするために、「FX用として購入」などのメモを残しておきましょう。

レシートやメモ付きの領収書があれば、FX目的でパソコンを買ったと説明しやすいので、経費として認められやすくなります。

まとめ:できるだけ経費計上して税金を減らそう

ここまで解説した内容を実践すれば、税金を少しでも減らすことができます。税金の支払いを減らせば、その分だけFXの投資資金に回すことができるからです。

投資資金が増えれば、それだけ効率良くFX取引ができます。FXに関連しそうなものがあったら、できるだけ経費計上して、税金を減らすようにしましょう。

経費計上は、FXトレーダーにとって必須なのです!

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