【本当に大丈夫!?】海外FXのキャッシュバックに潜むデメリットとは!?

6月 26, 2021

海外FXの口座開設をしようとネットで検索すると、目に飛び込んで来るのが「キャッシュバック」です。「キャッシュバック」と見ただけで魅力的に感じ、キャッシュバックサイトで口座開設してしまいそうですが、果たしてそれって本当に大丈夫でしょうか?

「キャッシュバックが欲しいから、やってみようかな…?」

「口座開設するだけで現金が貰えるの?スゴイ!」

と浮かれていたら、要注意です。

もし海外FXキャッシュバックのデメリットを知らずに口座開設したら、後悔するかもしれません。

そこでこの記事では、

  • 海外FXキャッシュバックとは何なのか?
  • キャッシュバックとボーナスの違い
  • 海外FXキャッシュバックのデメリット4つ

などについて解説します。

この記事を読めば、海外FXキャッシュバックのデメリットが理解でき、自分にとって本当に必要なものか判断がつきます!

この記事を書いた人

かせあきら
海外FX歴8年の現役トレーダー兼ライター

国内FXで取引を始めるも、2016年の「イギリスEU離脱選挙」「アメリカ大統領選」で約定力の低さが原因で2度の大負けを経験。しかし某有名ブロガーの教えで、約定力の高い海外FXに行き着く。トレードスタイルはスイング~ポジション。2020年からライターとして「FX」「クレジットカード」「格安sim」など、お金に関する記事を中心に執筆。海外FX関連なら200記事以上の実績がある。


レバレッジ最大999倍のFX業者を使うならBigBossがおすすめ!

海外FXにあるキャッシュバックとは?

ノートパソコンの前でドル紙幣を持つ

海外FXにおけるキャッシュバックとは、キャッシュバックサイト経由で口座開設すると、一定の取引量に応じてお金を還元されること。

代表的なキャッシュバックサイトには、下記3社があります。

  • FXRoyalCashback
  • TariTali(タリタリ)
  • FinalCashBack

この3社は、

  • キャッシュバック率
  • 取扱FX業者の数

の2点で優れています。そのためキャッシュバックしたいと考えるなら、この中から選べばいいでしょう。

キャッシュバックとボーナスは別物

「キャッシュバック」や「ボーナス」と聞くと同じようなものと考えてしまいがちですが、実際は別物です。

キャッシュバックとは、商品やサービス購入後に代金の一部をユーザーへ返金するものです。例えばAmazonで商品を購入すると、後日現金として使える「Amazonポイント」が付与されますが、これもキャッシュバックの一種です。

対してボーナスとは、FX業者から提供され口座残高となる仮資金のことで、現金として使いたくても出金はできません。例えばXMの「カテゴリー別よくある質問」でも、「ボーナスは取引目的のみとして付与されており、出金できません」と下記の通り明記されています。

XMの「カテゴリー別よくある質問」
出典:XM公式サイト

つまりキャッシュバックとボーナスは、

  • キャッシュバック=現金
  • ボーナス=現金でない

ということ。「現金として使えるか、否か」という明確な違いがあります。

キャッシュバックサイトがキャッシュバックを提供できる理由

キャッシュバックの関係

キャッシュバックサイトが口座開設ユーザーへキャッシュバックできる理由は、キャッシュバックサイトがFX業者から報酬を受け取っているからです。

その証拠にキャッシュバックサイトFinalCashBackの「FAQ」で、こんな回答があります。

Q.どうしてキャッシュバックが可能なのですか?
A.FinalCashBackは、各ユーザーの取引量に応じてFX業者から報酬を受け取っております。その一部をユーザー本人にキャッシュバックする仕組みです。

FinalCashBack FAQより

つまりキャッシュバックサイトは、FX業者へ新規ユーザーを紹介する見返りにFX業者から報酬を受け取り、その報酬の一部をユーザーへ「キャッシュバック」という形で還元しているのです。

海外FXキャッシュバックのデメリット

キャッシュバックのデメリット

キャッシュバックサイト経由で口座開設するだけで「現金がキャッシュバックされる」と聞くと、とてもお得に感じます。しかし実際はデメリットもあるので、よく理解してから利用することをおすすめします。

海外FXキャッシュバックのデメリットは、4つあります。

  1. キャッシュバックが少額
  2. FX業者提供のボーナスが無い
  3. 銀行口座登録で個人情報を提供する
  4. キャッシュバックは税金対象

デメリット1 キャッシュバックが少額

キャッシュバックサイトによって、キャッシュバック額は異なります。基本的に1Lot(10万通貨)取引して「$4~8」、もしくは「0.24~0.80pips」キャッシュバックというのが相場になります。

これらを円に換算すると「240~800円」となり、万単位で損益が発生するFX取引においてはとても少額だと分かります。

実際キャッシュバックサイトで掲載されているキャッシュバック額は、次の通りです。

【FXRoyalCashBackでBigBoss口座を開設した場合】

口座名 キャッシュバック額 円換算
スタンダード口座 10万通貨で0.80pips 800円
プロスプレッド口座 10万通貨で0.4pips 400円

【FinalCashBackでXM口座を開設した場合】

口座名 キャッシュバック額 円換算
スタンダード口座 10万通貨で$6 ※約660円
マイクロ口座 10万通貨で$6 ※約660円

※$1=110円で計算

キャッシュバックサイトによって還元額は上下しますが、およそ「400~800円」であることが分かります。

デメリット2 FX業者が提供するボーナスが無い

BigBossやXMなどの多くのFX業者では、新規口座開設を行うと「口座開設ボーナス」などのボーナスを受け取ることができます。

しかし、キャッシュバック口座を開設してしまうと口座開設で貰えるはずのボーナスが貰えません。

「口座開設ボーナス」とは、口座開設をするだけで口座資金として使える仮資金のことです(コチラでも紹介した通り、どのFX業者も大抵はボーナス自体を出金できないので注意)

例えば海外FX業者で貰える「口座開設ボーナス」は、以下のものがあります。

【口座開設ボーナスを実施している海外FX業者】

海外FX業者名 口座開設ボーナス
XM 3,000円
GEMFOREX 20,000円
IS6FX 20,000円

キャッシュバック利用で上記の「口座開設ボーナス」が貰えなくなる理由は、キャッシュバックサイト側で利用を禁止しているからです。

例えばキャッシュバックサイト「TariTali(タリタリ)」では、下記のような注意書きがあります。

キャッシュバックの対象となるための注意事項

3.口座開設ボーナスおよび入金ボーナスプログラムは利用不可

TariTali(タリタリ)より

長期的には、取引毎で確実に貯まるキャッシュバックの方が良いかもしれません。しかし、もし口座開設ボーナスがあれば、取引開始直後から少額資金でも始められるというメリットがあります。

キャッシュバックを取るか、ボーナスを取るかは、よく考えてから選びましょう。

デメリット3 銀行口座登録で個人情報を提供する

キャッシュバックを受け取るには、受取先として銀行口座を登録する必要があります。そのため、銀行口座登録で個人情報をキャッシュバックサイトへ提供することになります。

FXRoyalCashBackでのキャッシュバック受取方法
出典:FXRoyalCashBack公式サイト

例えば、上記のFXRoyalCashBackに記載のある「キャッシュバック受取方法」の赤線部分を見ると、キャッシュバックの受取には銀行口座の登録が必要なことが分かります。

むやみに個人情報を提供することに抵抗がある方は注意が必要です。

デメリット4 キャッシュバックは税金の課税対象

意外に思うかもしれませんが、キャッシュバックには税金がかかります。なぜならキャッシュバックは現金給付のため、「一時所得」として課税の対象になるからです。

国税庁では「一時所得」を、下記のように定めています。

1 一時所得とは
一時所得とは、営利を目的とする継続的行為から生じた所得以外の所得で、労務や役務の対価としての性質や資産の譲渡による対価としての性質を有しない一時の所得をいいます。
この所得には、次のようなものがあります。

(1) 懸賞や福引きの賞金品(業務に関して受けるものを除きます。)
(2) 競馬や競輪の払戻金(営利を目的とする継続的行為から生じたものを除きます。)
(3) 生命保険の一時金(業務に関して受けるものを除きます。)や損害保険の満期返戻金等
(4) 法人から贈与された金品(業務に関して受けるもの、継続的に受けるものを除きます。)
(5) 遺失物拾得者や埋蔵物発見者の受ける報労金等

国税庁 より

この中で(4)が、キャッシュバックに該当します。またキャッシュバックの「一時所得」は、以下のように計算されます。

【計算式】

一時所得
=①総収入金額-②収入を得るために支出した金額(※)-③特別控除額(最高50万円)
(※)その収入を生じた行為をするため、又は、その収入を生じた原因の発生に伴い、直接要した金額に限る。

②はキャッシュバックを得るために支払う費用ですが、そもそもキャッシュバックサイトで口座開設をする見返りとしてキャッシュバックを貰うのですから、基本的に0円と考えてOKです。

そうなると③が「最高50万円」とあることから、キャッシュバックの総額が1年間で50万円を超えた時に初めて課税されることになります。

もちろん(4)以外の項目に該当する「一時所得」がある場合は、キャッシュバックの総額と合算する必要があります。ですので「一時所得」が50万円を超えそうな方は、キャッシュバックの受け取り過ぎに気を付けましょう。

そのため、キャッシュバックだけで50万円を超えることはそうそうありませんので、キャッシュバック受取のみを考えている方は安心して大丈夫です!

また海外FXの税金についてもっと詳しく知りたい方は、下記の記事もご参照ください。

▶海外FXで稼いだら税金がかかるのはいくらから? 節税対策も解説!

まとめ:デメリットを許容できるなら海外FXでキャッシュバックを使うのもアリ

ここまでの内容をまとめると、以下になります。

  • キャッシュバックは一定の取引量に応じてお金が還元される
  • キャッシュバックは少額
  • キャッシュバックを受け取るならFX業者の口座開設ボーナスは諦める
  • 銀行口座登録で個人情報を提供する必要がある
  • キャッシュバックを受け取り過ぎると税金がかかる

キャッシュバックの利用は、ここで解説した内容をきちんと理解した上で決めましょう。

また、もしも海外FX業者で直接口座を開設したいと思われているならば、BigBossがおすすめです!

口座開設が3分で済むので、時間がなくても今すぐ開設して取引をスタートさせられます。

なおBigBossなら、海外FXで押さえておきたい3つの特徴も全て兼ね備えています。

  1. 最大レバレッジが高い
  2. 入金ボーナスのキャンペーンを行っている
  3. 取引の際のスプレッドも狭い

BigBossの最大レバレッジは999倍で、他社と比較しても高水準。さらに入金ボーナスキャンペーンでボーナスを得られるので、資金が少ない方でも安心してトレードができます。

その上、スプレッドも他の海外FX業者よりも狭い部類なので、スキャルピングしたい方にも最適です。

もしキャッシュバックよりもボーナスに魅力を感じるようでしたら、口座開設してみてはどうでしょうか?

6月 26, 2021海外FX