【朗報】海外FXは違法ではありません【なぜ海外FX業者は日本で免許登録しないのか】

4月 30, 2021

「海外FXって違法じゃないの…?」

あなたもそんな噂を聞いたことありませんか?しかし、安心してください。海外FX業者での取引は違法ではないので、全く問題はありません!

この記事では、

  • 海外FXの利用が違法ではない理由
  • 海外FX業者が日本の金融庁に登録していない背景
  • 安心して取引できる海外FX業者

などについて解説します。この記事を読めば、より一層安心して海外FXで取引できるようになるでしょう。

この記事を書いた人

茶虎
海外FX歴8年の現役トレーダー兼ライター

国内FXを1年ほど利用していたが、資金的に利用しにくいという理由で海外FXに転身。これまで口座開設した海外FX口座は10種類以上。トレード方針はスイングトレードとEAを使った自動売買。2018年より、ライターとして「FX」「節税」「クレジットカード」など投資・金融ジャンルを中心に200記事以上を執筆。海外投資にも関心があり、投資を行っている。

トレーダーが海外FX業者を使うのは違法ではない

海外FXに興味がある方の中には、海外FXが違法かもしれないと感じている方もいるのではないでしょうか?

実は、海外FX業者を使うことは違法ではありません。なぜなら、投資家が海外のFX業者を使うことを規制する法律は存在しないからです。

では、なぜ「海外FX業者が違法」だと思われやすいのでしょうか?それについて以下より詳しく解説していきます。

金融庁は海外FX業者に対して日本のトレーダーの勧誘を禁止している

海外FX業者が違法であるイメージを持ちやすいのは、金融庁が海外FX業者についての注意喚起を行っているからです。

金融商品取引法に基づく登録を受けていない海外所在業者が、インターネットに日本語ホームページを開設する等により、外国為替証拠金取引(FX取引)や有価証券投資等の勧誘を行っている例が見受けられます。

また最近、海外所在の無登録業者とバイナリーオプション取引を行い、出金に応じてもらえないなどのトラブルになっている例も見られます。

日本で登録を受けずに金融商品取引業を行うことは違法です。取引を行う前に取引の相手が登録を受けているかこちらで確認して、無登録の海外所在業者との取引は行わないよう、注意してください。

引用元:金融庁ホームページ

本来、日本でFX業者がトレーダーを勧誘するためには、金融庁への登録を行わなければなりません。しかし、多くの海外FX業者は日本の金融庁に登録していないのが現状です。

金融庁のホームページでは、無許可で勧誘をしている海外FX業者の名前を公表しているものの、注意喚起しかできていません。

刑法第一条には、日本国内の法律が海外には適用されないとあるので、罰則を与えることが困難だからでしょう。

金融庁の注意喚起を受けた海外FX業者の対応

では、海外FX業者は、金融庁の注意喚起を受けた後どのような対応を取ったのでしょうか?

ほとんどの海外FX業者では、公式ホームページ上に「当サイトは、日本国内で金融サービスを提供することを意図したページではなく・・・・・・」という旨の一文を掲載しています。

つまり、公式ホームページは日本語表記ですが、日本居住者向けではなく、海外に居住する日本人のためのページというスタンスです。

なぜ海外FX業者は金融庁から営業許可を取得しないのか?

ところで、なぜ海外FX業者は日本の金融庁に登録をしていないのでしょうか? その理由は、日本の金融庁への登録基準が厳しすぎるからです。

また、海外FX業者が日本の金融庁に登録をすると、以下のようなデメリットがあります。

  • 25倍を超えるレバレッジの提供
  • ゼロカットシステムの採用

日本では、2010年にレバレッジ規制が導入され2011年には25倍に制限されました。つまり、海外FX業者は何百倍、何千倍ものレバレッジを提供できなくなってしまいます。

さらに、日本の法律では顧客の損失を負担することは禁じられています。ゼロカットという行為は、金融商品取引法第39条が禁じている損失の補填にあたるからです。

このように、海外FX業者は日本の金融庁に登録をすれば、トレーダーに対して魅力的なトレード環境を提供できなくなります。

したがって、多くのFX業者は、やむなくオフショア地域での金融ライセンス取得に踏み切りました。なお、近年は日本だけでなくEU圏やオセアニア地域でも、金融ライセンス取得の条件が厳しくなっています。

2018年には、EU圏の金融庁にあたるESMAが最大レバレッジを30倍以下に制限しました。その際も、同様にオフショア地域のライセンスを取得する海外FX業者が増加したのです。

金融庁や税務署から罰せられる2つのケースとは?

現在のところ、海外FX業者が日本の金融庁から罰則を受けたケースはありません。その理由は、国内法である金融商品取引法は海外の会社に対して適用できないからです。

しかし、以下の2つのケースに該当する場合は、何らかの罰則を受ける可能性があるので注意しましょう。

  1. 海外FX業者が日本国内での宣伝活動を行う
  2. トレーダーが海外FXで得た利益を脱税する

1.海外FX業者が日本国内での宣伝活動を行う

海外FX業者が堂々と日本国内の居住者向けに口座開設の宣伝活動はできません。

違反すると罰則を受ける可能性があるため、ほとんどの海外FX業者は、ホームページ上で「日本居住の日本人に対して営業するためのページではない」と明言しています。

2.トレーダーが海外FXで得た利益を脱税する

トレーダーは基本的に海外FX業者でトレードをしても何ら問題はありません。しかし、海外FXで得た利益を脱税した場合は税務署から指摘され、罰則を受けることになります。

脱税した場合に課される税金は、通常の税金よりも負担が重く、最悪のケースでは逮捕されるリスクがあります。

なかには「海外FX業者は海外にあるのだから出金しなければバレない」と考えるかもしれません。しかし、残念ながら脱税はほぼ確実にバレます!

なぜなら、税務署は海外に資産があることを疑うと、海外の徴税機関に対して情報公開を求めることが可能だからです。なので、海外FXでトレードやアフィリエイトをして稼いだ金額は、きちんと納税をしなければなりません!

悪質な海外FX業者もあるので注意は必要

多くの海外FX業者は、日本の法律では守られていません。しかし、海外の金融ライセンスを取得しているので、一定の安心感はあります。ところが、中には以下のような詐欺行為を行う業者もあるので注意してください。

  • 利益が出たのに出金させてくれない
  • 注文したのに、注文がなかなか通らない
  • 預けた資金を持ち逃げされてしまった

したがって、これから海外FXをはじめるのであれば、安心して取引ができる業者を探すことが先決です。

安全な海外FX業者を選ぶ3つのポイント

安全な海外FX業者を選ぶためには、以下の3つのポイントをすべて満たしたFX業者を選びましょう!

  1. 金融ライセンスを取得している
  2. ホームページに日本居住者向けではない旨の記述がある
  3. 日本人の評判や口コミが多い

1.金融ライセンスを取得している

まず、真っ先に確認するべき点は、海外の金融ライセンスを取得しているかです。金融ライセンスは、その国で営業するための条件を満たさなければ得られません。

なお、日本の金融ライセンスでなくても問題はないです。海外のいずれかの国の金融ライセンスを取得していれば、営業の実態があり、一定の信頼性があることがわかります。

さらに、グループ会社がEU圏やオセアニア地域の金融ライセンスも取得していれば、信頼度がとても高いのでおすすめです。

海外FX業者 日本人対象の金融ライセンス グループ会社が取得している金融ライセンス
XM セーシェル金融庁ライセンス
  • キプロス証券取引委員会
  • 英国金融行動監視機構
  • オーストラリア証券投資委員会など
BigBoss セントビンセント・グレナディーン金融監督庁 特になし
Axiory ベリーズ国際金融サービス委員会 特になし

各FX業者のホームページには、以下のように必ず金融ライセンスの情報が載っています。必ず確認してくださいね!

2.ホームページに日本居住者向けでない旨の記述がある

海外FX業者のホームページで日本居住者向けのページではない旨の記述を確認してください。 たとえば、AXioryでは以下のように記載されています。

Axiory Global Ltd.は金融商品の提供や金融サービスの勧誘と考えられる業務には携わっておらず、本ウェブサイトは日本に居住されている方を対象としたものではございません。

引用元:Axiory公式ホームページ

このような記述があるFX業者なら、日本居住者向けにサービスを提供している方を対象としていないと捉えられるので、規制の対象にはならないでしょう。

3.日本人の評判や口コミが多い

多くの海外FX業者のホームページは日本語にも対応しているため、書かれている内容については理解ができるでしょう。しかし、ホームページを見るだけでは、本当に信頼できるFX業者なのかの判断は困難です。

したがって、ネット上やSNSなどで、実際に利用している方の評判や口コミを見て検討しましょう。日本人の利用者が多いFX業者であれば、かんたんに評判や口コミを調べることができ、FX業者の強みや弱みもわかります。

まとめ:海外FX業者でトレードしても違法ではない

というわけで、海外FX業者を利用しても違法ではありません。安心して取引ができるFX業者は金融ライセンスを取得しており、日本人の利用者が多いFX業者です。

なお、BigBossという海外FX業者は金融ライセンスを取得しているFX業者で、スプレッドの狭さやスキャルピングにも寛容で評判が良い業者の一つです。

入金ボーナスを開催している時期を狙って口座開設してみてはどうでしょうか?ぜひ海外FX業者の中でも信頼性の高いBigBossを登録してみてください!

4月 30, 2021海外FX