国内銀行送金できる海外FX業者は？国内送金のメリット・デメリット、手順も解説！

3月 16, 20214月 30, 2021

海外FX業者では国内の銀行口座からの入金や出金などに対応しています。ただ、事前にその仕組みやメリットやデメリット、対応業者などを知っておく必要があるでしょう。

そこでこの記事では、

海外FX業者でも国内銀行送金が可能な理由
国内銀行送金を利用するメリットやデメリット
海外FX業者の国内銀行送金への対応状況

などについて解説します。この記事を読めば、国内銀行送金を使うかどうかの判断ができるようになるので、ぜひ最後まで読んでみてください！

この記事を書いた人

茶虎
海外FX歴8年の現役トレーダー兼ライター

国内FXを1年ほど利用していたが、資金的に利用しにくいという理由で海外FXに転身。これまで口座開設した海外FX口座は10種類以上。トレード方針はスイングトレードとEAを使った自動売買。2018年より、ライターとして「FX」「節税」「クレジットカード」など投資・金融ジャンルを中心に200記事以上を執筆。海外投資にも関心があり、投資を行っている。

Contents

1. 海外FX業者でも国内銀行送金が可能！
2. 国内銀行送金を利用する3つのメリット
3. 国内銀行送金を利用する4つのデメリット
4. 国内銀行送金に対応している海外FX業者一覧！
- 4.1. 入金のみ対応しているFX業者は多くある
- 4.2. 入出金の両方とも対応している業者は少なめ
5. 国内銀行送金の入出金の流れを解説！
- 5.1. 国内銀行→海外FX業者へ入金する場合
- 5.2. 海外FX業者→国内銀行に出金する場合
6. まとめ：BigBossなら国内銀行出金にも対応している

海外FX業者でも国内銀行送金が可能！

海外FX業者ではさまざまな入出金方法に対応されており、中には国内銀行送金にも対応している業者もあります。では、どのような仕組みで国内銀行送金が可能なのでしょうか？

多くの海外FX業者では、資金移動を事業として行っている会社や決済代行会社に銀行送金の業務を委託しています。なぜなら、日本の金融庁は海外FX業者が日本国内の銀行口座を持つことを禁止しているからです。

そのため、国内銀行送金をする際は、直接海外FX業者の口座に振り込むわけではありません。また入金をする振込先名義も、海外FX業者を運営する会社や資金移動会社の名義になっているのです。

このような背景があるため、振り込みをするときには海外FX業者の名義になっていなくても、心配する必要はありません。

国内銀行送金を利用する3つのメリット

海外FXを利用する際に国内銀行送金があると、どのようなメリットがあるのでしょうか？

1. 入出金がかんたんにできる
2. 海外銀行送金よりも手数料が安く着金も早い
3. 利益分についても出金できる

くわしく見ていきましょう。

1.入出金がかんたんにできる

海外FX業者で国内銀行送金をする場合、そこまで複雑な手続きは必要ありません。

入金方法	海外FX業者のホームページで口座情報を確認→日本の銀行口座から入金
出金方法	海外FX業者のホームページで出金額や振込先の口座情報を入力するだけ

海外に拠点があるFX会社であっても入金や出金はかんたんにできるのです。

2.海外銀行送金よりも手数料が安く着金も早い

海外FX業者では基本的に海外銀行送金での入金ができます。ただ、海外銀行送金は複数の金融機関を介して日本の銀行口座に振り込むため、手数料が2,000円から7,000円前後かかってしまう点がデメリットです。

しかし、国内銀行送金に対応しているFX業者ではどうでしょうか？直接海外FX業者からあなたの銀行口座に振り込むので手数料が無料で済みます。

また、国内の銀行口座同士での送金なので、1日〜2日で送金ができるのです。

3.利益分についても出金できる

海外FX業者では、出金をする方法に制限があるケースがほとんどです。その代表的なケースが、入金した方法と同じ方法でしか出金ができないというルール。

このようなルールがある理由は、もしも入金した方法と別の方法で出金をすると、資金の行方がわからなくなるから。

そのため多くの海外FX業者では、クレジットカードでの出金額は「入金をした金額まで」に制限されます。

しかし、銀行送金の場合は利益分についても出金可能です。さらに、他の方法よりも最大出金額も高く設定されているので、一度にまとまった金額を出金できます。

国内銀行送金を利用する4つのデメリット

海外FX業者で入出金の手続きをするにあたり、国内銀行送金はとても便利な方法の1つです。ただし以下のデメリットもあるので、必ず入出金をする前に確認しておきましょう。

出金に対応している海外FX業者が少ない
振り込みに手間がかかる
指定金額未満の入出金をすると手数料を取られる
海外FX業者の送金ができない銀行もある

具体的にどのようなデメリットなのか解説していきますね！

1.出金に対応している海外FX業者が少ない

海外FX業者の多くは国内銀行送金に対応していますが、ほとんどの業者は入金にしか対応していません。したがって、出金をするときは手数料が高い海外銀行送金を利用しなければならなくなる業者もあります。

海外銀行送金で出金をする場合は、なるべく出金回数を減らして少しでも手数料を抑えるしか方法がないのです。

2.振り込みに手間がかかる

国内銀行送金で入金する場合、他の入金方法よりも時間や手間がかかります。たとえば、STICPAYやbitwalletなどオンライン決済を使えば、入金と同時に口座にお金が着金するので便利です。

ところが国内銀行入金では、海外FX業者側で入金を確認をしなければ、口座に着金しません。さらに銀行などのATMから振り込みの手続きも必要なので、やや面倒です。

とはいえ、ほとんどの海外FX業者では、銀行の営業時間内であれば入金して30分以内に着金します。また、インターネットバンキングを開設していれば、パソコンやスマホから手軽に入金できるので、不便さを感じないでしょう。

3.指定金額未満の入出金をした場合、手数料を取られる

国内銀行入送金に対応しているFX業者のほとんどは、指定額未満の入出金をした場合に手数料がかかります。

たとえば、Axioryの場合は20,000円以上の入金であれば手数料無料で入出金が可能です。ところが、入出金額が20,000円未満の場合の手数料は約1,500円！

国内銀行送金を行う際は、必ずいくら入金すれば手数料がかからないのかホームページで確認しましょう。

4.海外FX業者との送金ができない銀行もある

送金先の銀行がアルファベットと数字で構成されたスイフトコードを持っていなければ、海外FX業者からの送金は不可能です。

以下の銀行はスイフトコードがない銀行。

ジャパンネット銀行
自分銀行
新生銀行
みずほ銀行（インターネット支店のみ）
セブン銀行

他にも富山銀行や神奈川銀行など、一部の地方銀行にも送金できないので注意してください。もし、国内銀行送金をするのであれば、送金先を三菱UFJ銀行や三井住友銀行のようにスイフトコードがある銀行にしましょう。

国内銀行送金に対応している海外FX業者一覧！

海外FX業者によって、国内銀行送金への対応状況は異なります。日本人トレーダーが多い海外FX業者の多くは、入金のみ対応しているか入出金の両方に対応しています。

そこで、それぞれの海外FX業者の対応状況について見ていきましょう。

入金のみ対応しているFX業者は多くある

入金のみ対応している主な海外FX業者はXMとTraders Trustの2社です。

FX業者	最低入金額	入金反映時間
XM	10,000円※	30分〜1時間前後
Traders Trust	20,000円※	1営業日〜3営業日（確認後すぐに反映されることが多い）

※最低入金額未満は手数料がかかる

XMもTraders Trustも手数料無料で入金ができます。

ただし、XMの場合は入金額10,000円未満、Traders Trustの場合は入金額が20,000円未満であれば、1,500円の手数料がかかるので注意しましょう。

入出金の両方とも対応している業者は少なめ

入出金の両方とも対応しているのは以下の4社。

FX業者	最低入金額	入金反映時間
BigBoss	50,000円※	1営業日以内
Titan FX	10万円	1営業日以内
Axiory	20,000円※	即時
GemForex	1,000円	即時

最低入金額も異なっており、BigBossは50,000円未満の入金だと1,000円、Axioryは20,000円未満の入金で1,500円の手数料がかかります。次に出金時の手数料と口座への着金時間は以下の通りです。

FX業者	手数料	出金反映時間
BigBoss	2,000円	2営業日〜5営業日
Titan FX	無料	2営業日以内
Axiory	無料	1営業日以内
GemForex	無料	3営業日〜5営業日

どのFX業者を利用した場合でも、海外銀行送金よりも安く出金ができ、反映時間も若干早いでしょう。このように、出金時の手数料を抑えたいのであれば、国内銀行への出金にも対応している海外FX業者がおすすめです。

国内銀行送金の入出金の流れを解説！

この章では、国内銀行送金の入出金の流れを解説します。まだ国内銀行送金をやったことがない方は、ここでだいたいのイメージをつかんでおきましょう！

国内銀行→海外FX業者へ入金する場合

国内銀行から海外FX業者へ入金する場合の手順は上の図の通りです。

入金方法のページに行き、入金手続きを開始すると振込先の銀行口座を閲覧できます。なお、必ず依頼人名義は、口座番号+名前にしてください。

たとえば、口座番号が1234567、名義が為替恵子さんの場合は、正しいケースの依頼人名義で振り込みをする必要があります。

ケース	入力する依頼人名義	入金状況
正しい	1234567 KAWASE KEIKO	きちんと入金手続きが進むので、1営業日以内には着金する
誤り	KAWASE KEIKO	入金手続きが遅れる

もしも誤って依頼人名義を変えずに振り込みをした場合、入金手続きの確認が取れません。間違いに気づいたらすぐにFX業者のサポートに以下の情報を伝えた上で、名義人を間違えたことを報告してください。

振り込みをした自分の名前
登録しているメールアドレス
口座番号

確認が取れれば、口座に着金されます。

海外FX業者→国内銀行に出金する場合

海外FX業者から国内銀行に出金する手順は以下の通りです。なお、FX業者によって出金の手続きがやや異なるケースもありますが、ホームページの手順に沿って手続きを進めれば問題ありません。

また、事前に出金先の銀行が海外からの送金を受け取れる銀行かどうか確認を行っておいてください。万が一送金に失敗すると出金手続きが遅れてしまいます。

まとめ：BigBossなら国内銀行出金にも対応している

海外FX業者のなかで、国内銀行送金での入出金に対応している業者は多くありません。特に、国内銀行への出金が可能であれば、出金時の手数料を大幅に減らせることもあります。

例えば、海外FX業者のBigBossは出金時に2,000円の手数料がかかるものの、それ以上の手数料がかかることはありません。国内銀行送金も可能です。

最大レバレッジ999倍でのトレードも可能で、スプレッドなどの条件にも対応しているので、ぜひ口座開設してみてはどうでしょうか？

3月 16, 20214月 30, 2021海外FX