BigBossのMT4をアンインストールする手順を解説【MT4の再インストール時に役立つ】
MT4の利用時に、トラブルなどが原因でMT4を一度アンインストールしなければならないことがあります。
そのままデスクトップのアイコンを削除したり、プログラムを削除すればいいと考えていませんか?
実はBigBossのMT4を削除するだけでは、トラブルが解決しない可能性があるため、すべてのデータからMT4のデータを削除する必要があります。
この記事では、
- MT4の正しいアンインストール手順の解説
- アンインストール前にバックアップを取る方法
など、MT4でアンインストールを行う手順を画像つきで解説します。画像つきなので、アンインストールがはじめての方でも、記事の内容を見ながら進められます。ぜひ最後までよんでみてください。
茶虎
海外FX歴8年の現役トレーダー兼ライター
国内FXを1年ほど利用していたが、資金的に利用しにくいという理由で海外FXに転身。これまで口座開設した海外FX口座は10種類以上。トレード方針はスイングトレードとEAを使った自動売買。2018年より、ライターとして「FX」「節税」「クレジットカード」など投資・金融ジャンルを中心に200記事以上を執筆。海外投資にも関心があり、投資を行っている。
BigbossのMT4を完全にアンインストールする手順
BigBossのMT4をアンインストールする際に、プログラムの追加と削除からアンインストールを行っただけでは、MT4のファイルがパソコン内に残ってしまいます。
そのため、MT4をアンインストールする際は、パソコン上から完全にアンインストールをしなければなりません。
MT4のファイルを完全にパソコン上から消すためには以下の3つの作業を行いましょう。
- BigBossのMT4フォルダを削除
- MetaQuotesのフォルダも削除
- コントロールパネルからも削除を行う
BigbossのMT4フォルダを削除する
まずBigBossのMT4フォルダを削除します。Windowsの設定画面からローカルディスク(C)を選択してください。
次にProgramFiles(x86)をクリックします。
そしてBigBoss Meta Trader4というファイルが見つかるので、右クリックして削除を行えばBigBossのMT4フォルダの削除が完了です。
MetaQuotesのフォルダも削除する
次にMetaQuotesのフォルダも削除しなければなりません。ローカルディスク(C)を選択します。
そしてユーザーをクリックしてください。
次にユーザー名が出ているので、自分のユーザー名を選びましょう。特にユーザー名を決めていなければ、Administratorを選んでください。
そして、 AppDateというフォルダを探しますが、見つからない場合は、隠しファイルにチェックが入っていない可能性があります。
隠しファイルにチェックを入れれば、AppDateが表示されます。
さらにRoamingをクリックしてください。
最後にMetaQuotesが表示されるので、右クリックで削除すれば完了です。
コントロールパネルからも削除を行う
最後にコントロールパネルからも削除をしましょう。コントロールパネル内のプログラムにある「プログラムのアンインストール」をクリックしてください。
表示されたプログラムの中からMeta Traderを削除します。なお、BigBossのMT4もあれば削除しなければなりません。
このように、BigBossのMT4を削除する際は、単純にアプリケーションのみを削除すればよいわけではありません。
再度インストールをする際も、一旦、すべてのファイルを削除してからインストールをした方が問題が解決する可能性は高いです。
▶︎BigBossでMT4をインストールする手順の詳細はこちら!
MT4のアンインストールを行う前にバックアップは取っておこう!
BigBossのMT4のアンインストールを行う前にバックアップは必ず取っておきましょう。
そもそもアンインストールをした場合にバックアップを取っていなければ、これまで利用していたお気に入りのインジケーターやEAなどをすぐに使うことはできません。
再度MT4をインストールした後に、インジケーターやEAをもう一度インストールして設定すれば、新しいMT4でも利用はできます。
ただ、手間がかかるので、なるべく楽に設定するためにも、バックアップは取っておきましょう。
インジケーターやEAなどは取り出しておく
MT4にネット上で市販されたり配布されたりしたインジケーターやEAを入れている場合は、事前に取り出しておいた方が良いです。
- インジケーター(テクニカル分析に使うツール)
- EA(自動売買用のソフト)
- 定型テンプレート
なお、始めからMT4に入っているインジケーターについては、バックアップを取る必要はありません。再度MT4をインストールした際に、入っているからです。
1.データフォルダを開きコピー
まずMT4を起動し、左上のファイルを選択後、データフォルダを開くをクリックします。
次にインジケーターやEAを削除するのであれば、MQL4というフォルダをクリックします。
そしてEAのなかに残したいものがある場合は「Experts」、インジケーターのなかに残したいものがある場合は「Indicators」をクリックしてください。
そして残したいものを右クリックしてコピーします。コピーしたものはデスクトップなどに貼り付けておきましょう。
2.MT4を再インストール後、データフォルダを開き貼り付ける
MT4を再インストールしたら、データフォルダを開き以下の手順で残しておいたインジケーターやEAなどを貼り付けます。
インストールしたMT4でもすぐに、お気に入りのインジケーターやEAを利用できます。
- インストールしたMT4を起動する
- 左上のファイル→データフォルダーを開く
- MQL4をクリック
- EAなら「Experts」インジケーターなら「Indicators」をクリック
- ファイルの中に保存しておいたファイルを再びコピして貼り付ければ完了
現在のチャート表示をそのまま利用したい場合も同様の手順でバックアップを行う
MT4で現在表示している通貨ペアのチャートやラインなどを引っ張ったチャートも同じようにデータフォルダーから取り外し保存しておけば、すぐに新しいMT4にも利用できます。
再度インストールして、お気に入りのトレード環境を構築するのは手間がかかるので、なるべくインジケーターやEAなどはバックアップを取っておきましょう。
まとめ:トラブルが起きたときは、正しい手順でアンインストールを行う
トラブルが起きた際にMT4をアンインストールする際は正しい手順でアンインストールを行わなければなりません。
もし間違った手順でアンインストールを行うと、問題が解決しない可能性があるからです。
またインジケーターやEAのバックアップを取っておけば、再度MT4をインストールした後も、すぐにお気に入りの設定でトレードができます。